私、希少がんP-net患者です

1996年に膵臓手術時は病名も不明。
膵内分泌腫瘍は10万人に一人の希少がん。
通称名 P-net(ピーネット)

ぴんぴんころり

2012年04月16日 | 日記
この言葉知ってますか?
うちの母が何かで知って教えてくれたのですが
ずっと元気でピンピンして長生きして寿命がきてころりと逝く。
これが一番いいっていう話なんですね…
母は「ぴんぴんころりと逝きたいわ。誰にも迷惑かけないでさ」と言います。

私も寿命の長さは短くてもいいからころりと逝きたいものですが
もうすでに家族に迷惑をかけたし、ぴんぴんしていませんし…


人間には必ず死がやってくるのですからね
早いか遅いかはあるにせよ覚悟はしているつもりです

膵臓の腫瘍摘出をしてから15年経っていますので
もしかして私は死なないのかもしれない。なんて思ったりもするのですけど
最期は必ずやってくるんですよね。まだいつか分からないけど…

…ちょっと気持ちが不安定なのかなぁ?
でも、がん患者の多くに不安定な時期が長くあるのは本当の事です。
自分でもちょっと落ち込んでるなぁって思ったりもしますし…

だけどそれを急には戻せない自分も居るんですよね
少しずつゆっくり立ち上がるように気持ちも上を向きなおすんです。


これ。読んでくれているのが患者さんご本人だったら
自分を過小評価しない事をお勧めします。開き直りが大事です!
自分の好きな事をやりましょう。

また、患者さんのご家族だったら
励ましは必要ないです。共感してあげてください。
どうしようもない思いを抱え込んでいる場合があります。


本人が自分の気持ちで頑張ろうとするのはいいけれど
自分がそういう気持ちになれない時に励まされると
がんばれない自分を責めてしまう事があります。

※個人差がありますので必ずとは言いませんが…