私、希少がんP-net患者です

1996年に膵臓手術時は病名も不明。
膵内分泌腫瘍は10万人に一人の希少がん。
通称名 P-net(ピーネット)

後ろ向きな話

2012年06月09日 | 日記
P-net患者の人が少しでも情報を得たいと思って
病名で検索しこのブログにいらっしゃる方もあるかと思います。

でも今回の更新内容は病気の治療に関する情報ではありませんし
プラスの話でもありませんのでご注意願います。

私の後ろ向きの考え方をここで書くのはずっと控えるつもりでいたのですが
患者の気持ちとしてこういう状況もあるわけだし
ずっと前向きの話ばかりを書き続けて行けることではないのです。

私は病気が見つかってからの年数が長くて病歴だけをみると治療歴も同様にながく
戦い続けてるようなイメージがあるかもしれませんがただ時間が経っているだけです。
病気についても詳しくありませんし外科で腫瘍を摘出することが何度か繰り返されたり
少し前に内科でラジオ波を受けたことだけ。

さすがに15年以上も病気を抱えていると気持ちが参ってしまいます。
他の病気でももっともっと長くご苦労されてる方がいるとは思いますが
私は自分の体験でしか考えられませんので甘い部分があるかもしれません。

ラジオ波が成果をあげてくれたので取りあえず9月に外来受診の予定ですが
実はもう病院に行きたくないと思っています。

検査で悪い所があればまた検査や治療となるのですが
悪いところを探しに行くのをもう止めたいのです。
ラジオ波ももう嫌だし手術ももうヤダ。

こういう後ろ向きの考え方は自分でもよくないという事が分かるので
何をどうすればいいのか…

少し前から出来そうな仕事探しをしています。
履歴書を何通書いたでしょうか・・・
まだ仕事は決まりません。

面接まで行って話を聞くと採用決定後、健康診断を受けることになっていると聞き
採用までいかないのにすでに気持ちが負けてしまっています。

私みたいなのはもう仕事も出来ないのでしょうか?
事務的な仕事は好きな方で4年前までは働いていました。
ここ数年のブランクや年齢(私は49歳)も不採用の理由になっているのでしょうね

事務的な仕事以外でも考えてみていますが
軽作業という範囲にどの程度の力仕事が含まれているのか…
体力的に自信がなくなっているのでまだ一歩が踏み出せません。

やってみて続けられそうな仕事があれば自分の後ろ向きな考え方を
前に向きなおすことが出来そうな気がしていますが無理なのかしら…

一年ほど前に主人が定年で退職をしたので
健康な奥さんのように「これからは私がパートにでも出るわよ~」って言いたいだけなんです。