私、希少がんP-net患者です

1996年に膵臓手術時は病名も不明。
膵内分泌腫瘍は10万人に一人の希少がん。
通称名 P-net(ピーネット)

花を咲かせること

2018年03月28日 | 日記
こんばんわ
久しぶりに変な広告が表示される前に更新してます(笑)

桜の開花が早い今年。
各地で桜の話題が聞かれますね~ 4月の入学式頃まで見られると良いですね。

私とワンズの散歩コースの桜もとてもきれいに咲き誇っています!
そしてツクシもいっぱいにょきにょき生えています。

桜の開花が早い事と雨が降らない事で土筆と桜の共演が楽しめます♬


でも、この時期になるとどうしても先に逝ってしまった夫の事を思って悲しくなります。
夫は膵がんで病気がわかってから三か月でいなくなってしまったのです。
その当時はまだ糖質制限を知りませんでしたし、がんの専門病院で治療を受けることが望みだったのですが
都内まで診察してもらいに行きましたが紹介状を見ただけで体に触れもせず治療はできないと言われたのです。
本人の前でそのような対応されて大きな病院の先生は感情をどこかに置き忘れているのかと思いました。

夫はとてもダメージを受け気力も萎えてしまいました。
そばで見ている私に何ができるのだろうか?と日々苦しい気持ちでいたことを思い出してしまいます。

葬儀の時、喪主からのあいさつをする際に私の視界に満開の桜が見えました。
いつもなら淡いピンク色が優しい気持ちにしてくれるのに
私の心にそのピンク色は見えません。
モノクロームの世界だったのです。

今日も散歩で桜並木の下を歩きましたが
桜を見て喜ぶ相手がいないという現実を再確認することになるのです。

それでも、以前の私よりずいぶん元気になってきています。
庭には花壇を作り気に入った花たちを植え込みました。
薔薇の苗がなかなか花を咲かせないので直植えにしてみました。
陶芸教室で作った鉢にハーブを植えてみたりもします。



自分でたくさんの花を咲かせようと頑張っています。