
さいきん調子悪いです・・・。
キック2、3発でエンジンは始動します。
でも、
でも、
ガガガガガガーーー
ギュルギュルギュル
バン!
バン!バン!
ギュゥゥゥゥゥゥ・・・・
プスン。
おいおい、腹の調子悪いんちゃうか?
と言いたいところです650RS。
これって、バックファイヤーっていうんでしょうか。
左だけ、マフラーから、バン!バン!という爆音。
そして赤い炎が、でます。
ああ、かっこいい!
たぶん、喜んではいけないんだと思います。(汗
エンジンが温まると左もいつの間にか正常に動き始めるのですが、
冷えたエンジンの始動時に決まって片肺になるのは、絶対おかしい。
始動時、どうやら左の火花が正常ではない様子。
これはまず、ポイントを掃除するしかないようです。
それでもダメならば、徐々に別を当たっていくしかないでしょう。
ポイントは消耗品。
定期的に掃除して、交換しなければいけないモノ。
ボクはプラグと同じだと思うようにしてます。

ここにポイントやガバナーを納める「コンタクトブレーカー」があります。(丸いもの)
たぶんこれがあるのはW3あたりが最後のモデルじゃないでしょうか。
埃などを嫌う部品なので圧縮空気で周辺をシューシューして綺麗にしておきます。

コンタクトブレーカーの蓋。ポイントの蓋と言ってもいいでしょう。
結構しょっちゅう開けるのでネジは固く締めすぎないように。

開きました。
周辺の赤いガスケットを傷つけないようにします。
オイルが溜まっていたりしたらガバナー周辺のガスケットを疑います。

磨くのはココとココ。矢印のところ。
噛み合わせを磨きます。

噛み合わせの部分、上も下も両面を平らになるよう磨きます。

2か所、あります。すでに噛み合っていて開いていない場合は、何かを差しこんで開くといいでしょう。
でも接点を直接押し開いてはダメですよ!
いろんな方法があると思いますが、ボクは細目の紙ヤスリを使っています。
薄いところに差し込むので、コレがいちばんやりやすいようなのです。
ただ、均等に平たんになるよう磨けているかどうかは勘によるところが大きいので、ちゃんとオートバイ屋さんで指導を受けたほうがいいと思います。
磨き終えたら、また圧縮空気でシューシューします。
特に、金属粉が出たと思われる接点はしっかり飛ばしましょう。
ガスケットを軽く拭いたら、ふたたび蓋を閉めます。

元に戻します。
あ~やれやれ。ホッとしました。
さあ、エンジンはかかるのでしょうか???
このあと僕のRSは一発で正常始動するようになりました。
走行中のミスファイヤもぐっと減りました。
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