車検も近いことだし、
夏になったら忙しくてオートバイどころではなくなるので
そろそろ電装をリフレッシュしましょう!ということで、
ボチボチと、
コンデンサー
イグニッションコイル
プラグコード
プラグキャップ
レギュレター
などを新品に交換しました。
おや?

想定外な第一発見あり
切れとるやないか!

これまで支障なかった。
謎。(苦)
適当に

繋ぐ。(笑)
650RSはとにかく面倒くさいのです。
昭和満載なのはいいけれど、
面倒臭さも昭和。
とにかく、効率とか合理性のカケラもありません。
これは何なの?
ヘッドライトが切れたら検知して自動でハイビームに切り替わる?
とかいうらしい(詳細不明)、
明らかに不要なシステムをはじめ
(しかもかなり場所を占有している迷惑な謎ボックスあり)
ネジがなんでソッチ向いてるの?
なぜ、手が届かない位置にネジがあるの?
これは何なの?(明らかに不要なシステム)
これだけのために、全部外すの?
なぜ、こんなにバラバラなの?
うわあああああああああああああああああああ!!!!
とにかく謎ボックスが邪魔っ!!
なぜ?
なぜ?
なぜが100万回くらい飛び交う大変な作業です。
イグニッションコイル交換とか
イグニッションコイル交換とか
イグニッションコイル交換とか。
「ええ加減にせーよー!」と
何度叫んだことでしょう。
Z750とか、BMWならば30分もかからないことが、
なぜか3時間かかってしまうのでした。
ほんま、昭和です。
時間がゆっくり流れていた時代のオートバイです。
これだから、
手に負えなくなって手放すひとが後を絶たないのだと思います。
オートバイ屋さんに頼んでも
手間がかかるから工賃が高くなる。
そりゃあそうでしょう。
好きでなければ、関わりたくないかも。
でもね。
苦労してやり遂げて、
やっぱり電装系を新しいものに交換すると
全然違います!
びゅんびゅん走ります!
電装系のリフレッシュとは、
つまり、
動脈硬化起こしかけのオッサンが、
20歳代の血管になるわけなのです。
だから、
めっちゃ調子いい!
しかーし!
W3はこのままでは終わらないのです。
消えないチャージランプ。(赤いの)

僕のRSは、いつもならば1000で消えます。

しかし、
回転あげても消えない。3000、4000、全然消えないのです。
これはおかしい。
発電していない??
なぜだ!
上記の作業に関係あるのか??
試しに、ヘッドライトを点灯して回転をあげてみます。
光量に変化がない。
いつもならば、エンジンの回転をバーッとあげていくと
発電機もバーッとなるので、
パーッと明るくなるのです。
つまりこれは発電されていないことを意味します。
配線図(割と単純です)とニラメッコです。
そうだ、レギュレターを見てみよう。
新品のレギュレターに、電気がきていない!

・・・。
まずはギボシ(電気の接続)の抜けをチェック。

それから、メインハーネス(電気の基幹配線)などの断線をチェック。
異常なし。
ダイナモ(発電機)は、ホーン(警音器)の裏にあります。

タンクのKAWASAKIロゴの下、エンジンの中ほどにある丸いのがホーン(警音器)です。
ホーンを外して、ダイナモ(発電機)をチェック。

いきなり、ホーンの配線が切れかけてる!(泣)
このあと、めでたく切れました。(笑)
そして恐る恐る・・・。

ダイナモ。
エンジン始動。

発電してるかチェックします。
もちろん、

ダメでした。
針はわずかに振れるだけです。1Vくらい。
あ~残念。
どうやら今回の電装リフレッシュとは関係なく(たぶん)
偶然、同時期にダイナモが発電しなくなり、寿命を迎えたようでした。
あくびをしたら痔が切れた、みたいなものでしょうか。(違?)
僕もW3乗りなので、スペアのパーツ
なかでも2度と入手できないであろう重要部品のストックには余念ありません。
一応、予備はあります。

これがダイナモ。発電機。かなりボリュームのある重部品です。
これが在庫2個あり、それから、部品車にも付いてるから3個。
しかし、この写真の2つは、かなりくたびれてます。ひとつなど、オイルが滲んでる。
なぜ、中からオイルが?
コイル内はびしゃびしゃかも。
・・・。
とりあえず。
きょうはここまで。
参りましたW3様。
降参、降参。
ビュンビュン走るようになったけれど、
発電機が壊れたオートバイなので、
バッテリーを使い切ったら、ストンと止まります。
つまり当分、乗れそうもありません。
残念!
6月の北海道は、いい季節なのにな。