BIG ART壁画プロ養成所

旧・かすかべ壁画塾。6ヶ月間・週6日間・全日制の壁画プロ養成所。壁画の研究や技術開発、普及活動をめざしています。

第二回アートセラピー「フォトセラピー」

2011-11-02 09:07:50 | 受講レポート



今回はビックアート独自の取り組みとして、クエストセラピスト養成スクールの大橋牧子先生を招いたアートセラピーを受講することになりました。

アートセラピーは、制作を担当するアーティストのメンタルや潜在能力を自覚することでよりよい作品作りに繋げようという意識を基に取り入れられることになったそうです。その受講内容や取り組んでみての感想をレポートしたいと思います。


今回はフォトセラピーというものを受けました。

いつも授業を始める時には“今日の気分”を表現したものを作ります。

私は緑色の折り紙で不定形な形のものを作ってみました。

次に、“今日の気分”をまず事前に準備していた自分の24枚の写真を円形に並べその中に置いてみます。それから、参加メンバー4人の持ってきた写真の中に順番に置いてみます。

自分の写真の中の居心地と他の人の写真の中での居心地の違いを感じました。何となく見ている日々の生活が自分の視点であることに気づかされました。そして普段接しているだけでは感じられない、他の人の自分とは違う世界観を垣間みることができました。
その次に、24枚の写真から一番好きな3枚。一番きらいな3枚を選び出します。その中に“今日の気分”で作ったものを置いたのが次の写真です。


ひとりひとりに大橋先生が写真を選んだ理由を聞いていきます。

そして、みんなの感想を言い合います。

そこからもっと分析していき、写真の中に移っている出来事の他に、どんな目線で撮っているか、どんな形のものが映っているか、どんな色のものが映っているか等に着目していきます。

私は嫌いな3枚には人に頼まれて撮った写真が入っていました。それに嫌いな3枚は中心にモチーフが来る構図という共通点があるということが分かりました。反対に好きな写真3枚にはモチーフを中心に据えること無く空間全体を撮っています。先生に指摘を受け、自分では気づけない自分の視点に触れられたような気がしました。

その後、持ってきた写真を使って横長のボードに写真やテープをコラージュすることになりました。この時間はやりたい放題に楽しませていただきました。私はこんなふうにできあがりました。どうでしょうか?


授業で少しながら分かった、自分の知らない特性や感覚を大事にしていきたいと思います。これからのシャッターアートのデザインや施行をする時にも活かしていきたいです。

“かすかべ景観アートプロジェクト”目標30件!!を目指して邁進中。

by Hirano


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