BIG ART壁画プロ養成所

旧・かすかべ壁画塾。6ヶ月間・週6日間・全日制の壁画プロ養成所。壁画の研究や技術開発、普及活動をめざしています。

店舗デザインとアート

2009-01-30 11:48:00 | 講師から

浅利ヒロシ(商空間デザイナー)  担当:店舗と壁画デザイン

店舗デザインにおいて、まず初めにしなければならないのは、クライアントを知る事であると考えます。
 どんな嗜好を持った人が、何の目的で、どんな立地環境で、誰を相手に、何をどんな風にしたいのか・・・その与件を満たすデザインでなければ、的を射た提案にならないし、クライアントの信頼と共感も得られません。商業施設としての事業成立も難しくなります。店舗デザインは、アートではなく、「経営戦略の具現化」であり、事業を成功させるための手段です。そして、店舗デザインにおいてアートワークは、店舗の性格・個性を強く表現できる武器であり、生き物である店舗の最終仕上げとして、「 魂を吹込む」重要な役割を持っています。
 アートワークに求められる与件と目的は、明解かつ必然性がありますが、その表現方法は、幾通りもあります。クライアントを知り、与件を満たす事ができるなら、後は自分らしく自由に表現してみてください!

【Profile】
1962年秋田生まれ。1984年職業訓練大学校建築造形卒業。商業施設の設計施工会社、企画デザイン会社を経て、2000年にEGG CREATIONを設立。飲食・サービス・物販の専門店や複合商業施設、ブライダルから住宅、まちづくりまでの企画デザインを業務とする。クリエイティブディレクター。

壁画と商空間について

2009-01-28 11:42:52 | 講師から

吉田淳一(商空間デザイナー)  担当:店舗と壁画デザイン

デザインとは機能に美と価値を加える行為で、アートとは感性を具現化し、感情に訴えかける何かに生み落とす行為です。商空間でのアートとは、コマーシャルアート(商業芸術)と呼ばれる場合があります。
そしてコマーシャルアートとは、よりよい空間にする為に視覚的効果を最大限に生す表現は何か?を考え形にする事です。それには、クライントの求めているストアテーマやデザインコンセプトから導いたモチーフを自由に変換し具現化する感性を持つ事が大切です。

 今までは、デザインされた空間にアート置くといったスタイルが主流でした。しかし昨今ではデザインとアートとの融合が求められています。今後、様々な形で融合したモノが生まれて行くのだと思います。
 商空間の機能を学習しながら、みなさんの持つ感性を更に磨いて行く事が今後の商空間でのアートの新しい可能性を広げて行くと思います。

【Profile】
1963年青森県まれ。(有)オーガストデザインと(株)インターライフを経て、2002年にCreative Cafe Artを設立する。飲食、物販、サービスの店舗デザイン&コンサルティングや商業施設環境&サインデザインからフリーペーパーマガジン出版、アートイベント企画、創作音楽&映画活動までを行う。

その他、日経新聞主催のJAPAN SHOPにて、2004年「デザインコンセプトの実践」、2005年「デザインのリズム」をテーマになどで講演を行う。現在、クリエーター育成のデザインセミナーも開催中!

食える壁画プロをめざしましょう!

2009-01-26 15:51:07 | 講師から

塾長・佐藤む美(アーティスト)  担当:タッチ画、デザイン塗装

絵が好きで、ずーっと絵を描いて生きていきたいと強く想っても絵の世界では昔からずーっと仕事に結びつかないできました。
かすかべ壁画塾では、壁画で食っていけるプロにするのが目標です。
塾はサイドビジネスではありません。

あなたがプロになって食っていく。
我々と一緒になって、壁画の可能性を研究し開発していく。
あなたにそういう想いがあるなら、「みんなに喜んでもらえる壁画」「壁画のある街づくり」へと「夢のある壁画の仕事」へと進んで行こうではありませんか。

かすかべ壁画塾は、技術力を身につけるだけでなく、デザイン力も身につけ、さらにマネジメント力までも身につけた壁画のプロを育成します。

塾の実習はアトリエでの技術の習得だけでなく、途中から現場での物件を実践していきます。さらにそこで現場対応力、感性、ビジネス感覚も身につけていきます。
現場での物件はその状況・環境に最適なデザインを提案し、最適な表現で制作しなければなりません。
そのためにはリアルな表現、ファンタジックな表現、抽象的なタッチ表現、様々な材質を表現するデザイン塗装、エアブラシ表現などなど、それらの表現力を習得します。
他にもカラーについての知識、マーケティング、店舗デザイン、空間デザイン、コンセプトワークも習得していきます。

我々は懸命に取り組みます。
一緒に壁画の可能性を研究し開発していきましょう!
壁画で社会に役立ち、人に喜んでもらえるようにしましょう!
壁画で食っていきましょう!

【Profile】
1951年 新潟県生まれ。
1980年 東京芸術大学油画科卒業
1979~1992年 ファッションイラストレーター矢島功に師事し、ファッションイラストレーションを学ぶ。
1992年から  美大・専門学校講師。壁画制作活動。

かすかべ壁画塾4月開講に向けて(塾長)

2009-01-10 10:56:31 | 講師から
かすかべ壁画塾が4月開講します。

絵の世界は仕事になかな結びつかないものですが、ここでは仕事にしていきます。
壁画はその環境・状況・目的に合わせたデザインをし、制作していきます。

表現方法は幾通りもあります。
ファンタジックな表現、リアルな表現、抽象的なタッチ表現、様々な材質を表現する
デザイン塗装など物件に対応したデザイン力と技術力を身につける必要があります。

かすかべ壁画塾では基本技術の習得と実際の現場での物件をとおして、確実にデザイン力、
技術力、さらに現場対応力、感性を身につけていきます。

私自身現場で制作し、いろいろな人に声援をいただいて、お店や通り、さらに街が大変魅力的に変化することに大きな感動を覚えています。

                 かすかべ壁画塾・塾長  佐藤む美

真のプロ養成をめざし、4月開講!

2009-01-08 09:56:16 | 講師から
全国初の壁画プロ養成所として、1999年に開講した「かすかべ壁画塾」。
壁画市場の低迷を理由に、2006年から休講してまいりましたが、不況を追い風に壁画の新しい可能性が注目され始めたことをきっかけに、より本格的なプロ養成を再開することになりました。
カリキュラムも指導体制も一新して、実践力だけでなくビジネス感覚をも体得していくことを目的とします。

従来と大きく変わるポイント
(1)週1回だけの「一般コース」を廃止して、週5日全日制の「プロ特訓コース」だけに絞込み、定員も8人に減らし、「プロの養成」に徹します。
(2)真にプロを目指す人だけを受入れます。
(3)壁画の制作技術の習得だけではなく、「壁画のあるまちづくり」や新規事業への取組みなど、アートのビジネス化プロジェクトに実践で取組み、「壁画で食っていくたくましい力」を習得することを第一にします。
(4)養成費用の2/3を、授業料ではなく実習物件の売上でまかなうという画期的な運営手法を導入します。これにより、授業料負担を飛躍的に低減させます。
(5)プロテストに合格した卒業生は、全員が当社の登録スタッフまたは社員としてプロの道に踏み出せるようバックアップします。1年間でプロテストに合格できない人は、2年目は授業料無料で、研究生として更にトレーニングを積める制度を設け、徹底的にフォローアップします。

「授業料の無料化」「卒業生は全員プロ」「業界トップの技術レベル」「マネジメント力まで持った壁画プロの育成」を目標に、「夢のある壁画の仕事」の実現のために「かすかべ壁画塾」は始動します。

好きな絵を仕事にして、社会に役立ち、人を喜ばせたい人、どんどん集まれ!
一緒に、壁画の仕事の可能性を追求し、日本中で壁画の仕事ができる状況をつくりましょう!

                ビッグアート代表  奥村 昇(カバ社長)