3回目のカラー講座の受講レポート。
壁画制作の現場では、短時間で指定された色を作らなければいけません。
早く色彩感覚が身に付くように、配色カードを使った訓練をしています。
まず、基本となる12色相環を覚えます。色の三原色である混ざりけの無い『赤・黄・青』を、vividトーンから選びます。『赤』といっても、『紫みの赤』や『黄みの赤』があるので、色の違いを把握します。
この純粋な『赤・黄・青』を【一次色】と呼びます。
次に、それぞれの中間色[だいだい]と[青みの緑]と[紫]を選びます。
さらに、一次色と中間色の間の色を選ぶと6色増えて、合計12色が出来ます。これらの一次色以外を【二次色】と呼び、すべて合わせて【12色相環】が完成します。
今後は、色彩を自由自在に扱えるようになるために、12色相環×11段階のトーン=132色の配色カードを並べるトレーニングをします。早く、微妙な色彩感覚や、トーンの違いを理解して、自身を持って調色できるようになりたいと思います。
参考までに、11段階のトーン名称と意味を覚え書きしてみます。
v=vivid(さえた・鮮やかな)、dp=deep(濃い・深い)、dk=dark(暗い)、p=pale(薄い)、lt=light(浅い)、b=bright(明るい)、sf=soft(柔らかい・穏やかな)、d=dull(鈍い・くすんだ)、ltg=light grayish(明るい灰みの)、g=grayish(灰みの)、dkg=dark grayish(暗い灰みの)
by Amano