ねここと桶屋のきもち(休載中)

元気でやっていますが、製菓製パンへの興味関心が薄らぎ中…。
時間ができたらまた更新します!

名古屋歩き・その1~名古屋城~

2014-06-01 21:19:15 | なごやんなねここ(名古屋生活)

今週末はものすごく暑いですね
今日のピンポイント天気で、見たことのないマークが出ていて
一瞬ギョッとしてしまいましたなんかすっごいジリジリしてる・・・。

 

まだ6月入りたてなのに34℃なんて・・・
最近は公園の遊具も熱くなってきて、外遊びも段々しにくくなってきました


さて、今更GWのときの話なんですが、名古屋城に行ってきました

 

東京時代に旅行で訪れて以来、ここへ来るのは5年振り2回目です。
5年前にはなかった“本丸御殿“↓

 

約400年前の完成当時の姿を再現したもので、
(大昔にもこんなピカピカな建物があったんだねぇ)
工期10年、総事業費150億円の世紀の大復元なんだとか。
復元工事は2009年に始まったそうなので、まだ全部は完成しておらず、
一部だけ見学できるようになっていました。


工事の様子を見学できたりもするみたいなんだけど、
あいにくこの日はやっておらず見てみたかったな~。

 

隙間から中を覗いてみると、本当に工事現場!という感じでした

 


御殿の中は、新築だからか、それともまだ全部が完成してないからか、
とってもものものしい雰囲気でした
靴下以外の人は(素足はもちろん、タイツやストッキングの人も)
スリッパを履くようしきりに注意を促していたり、
とにかく柱や壁には絶対に触れるな、リュックやカバンは体の前で持って!と、
あちこちでアナウンスされていました。


見張りの人(言い方悪いけどほんとそんな感じ)の数もとても多くて、
なんか、あそこまでたくさん人を配置するのなら、
ただの注意喚起だけじゃなく、
建物にまつわる色々な解説もしてくれたらいいのに~なんて思ってしまいました。
(一人だけ、私たちが「本丸御殿ってそもそも何??」って話していたときに、
近くにいた係のおじさんが「平たく言うと、住まいですよ」って説明してくれたのが嬉しかったので)。


玄関から廊下を抜けると、きらびやかな部屋がいくつもありました。

 

これが住まいなのか・・・


壁に描かれた虎と豹の絵。

 

なんで虎と豹?(どちらかだけじゃなくセットで?)って思って調べてみたら、
江戸時代当時には“虎と豹は同じ種類の動物で、虎がオス、豹がメス”
と思われていたからセットで描かれているんだとかヘー


藩主と客人や家臣との謁見の場として使われたという広間(表書院)。
広っ!(感想が陳腐でスミマセン)。

 

それにしても、どの部屋を見ても、

 

こんな感じで、

 

金ピカだし、

 

てっぺんには金のシャチホコも輝いてるしで・・・、
恥を忍んで告白すると、私、名古屋城って
てっきり派手好きの秀吉が建てたんだと思っていました

 

あぁ恥ずかしい。。。


本丸御殿を見た後は天守へ。
名古屋城は近代的で、エレベーターも完備です。

 

石垣は・・・、

 

結構、雑(爆)。
これとかひどいよね、とりあえず突っ込んどけみたいな(^_^;)

 

中では金シャチがお出迎え。

 

シャチホコって、火除けのおまじないという意味合いがあるんだって。
(初代 金シャチは戦争で消失しちゃったらしいけど・・・)。


悠斗が「ニコニコしとん」と言っていた、刀のつば。

 

ほんと、コアラか何かの顔みたい(^m^)


桶さんは、本丸御殿のあの真新しいキラキラな建具よりも、
こういう剥げかけたようなものの方が、風情があって好きなんだそう。

 

私も、本丸御殿のあれはいかにも作り物って印象を受けてしまったけど、
(でも実際には、当時だって新築の建物はあんな風にキレイだったんだろうねぇ)
こちらはこちらで、なんか零落の姫君が住んでいそうで切ないです


中には模型もたくさんありました。

 
 
 

私もだけど悠斗もこういう模型を見るのは好きみたいで、じっくり見ていました。
でも、他のフロアの掛け軸とかになると全く興味はないようで、
私と悠斗、2人して「パパー、まだ~?」ってな感じでしたw
(桶さんはそういうのじっく~~~~~~~~~~~~~~~~~~り見る派)。


この日は実は、出掛けるかどうするか朝から悩みながらダラダラしていたので、
出発がものすごく遅くなってしまってね(到着したのは15時)。
名古屋城は16時半で閉園、でも1時間で見て回れるとHPに書いてあったから
何とかギリギリ全部回れるかな~と思っていたのだけど、
天守の前に本丸御殿も見たし、何よりじっくりおじさん(笑)がいる我が家には、
1時間半では時間が全然足りませんでした


下のフロアから順に見ていこうとしていたんだけど、
2階を見ているときにもう「16時半で閉館でーす」とアナウンスがΣ(・ω・ノ)ノ
(この時点で閉館20分前)。


それなら先に上まで上っちゃおうということで、階段を2階から7階まで一気上り。
犬山城みたいな急な階段ではなく普通の階段だったけど、
普段悠斗と一緒に散歩や公園遊びくらいしかしてない身にはハード過ぎました笑。


最上階の展望室は、
なんかどこのお城も“外に出られるもの”っていうイメージがあったので、
ガラス越しにしか外が見られず、ちょっと拍子抜け(いや、これが普通なのか?)。

 

そして、犬山城よりずっと高いはずなのに、
下を見下ろしたときの印象がさほど変わらないことにビックリ。
周りに高い建物が多いせいかなぁ。


遠くには名古屋駅前のビル群も見えました

 

以前、悠斗と2人で名城公園に行ったとき、
“すぐそこに見えてるのにお城に近付けない”状態になったのはここの公園でした

 


天守閣からの眺めを堪能した後は、1フロアずつ下がっていくことに。
時間がないのでざざざっとね・・・。
これは陣羽織。

 

陣羽織って防寒着らしいよ。
鎧の上にこれを羽織って・・・ほんとに防寒の効果あったのかなぁ(^_^;)


眉毛のある兜(^m^)

 


3階には当時の暮らしぶりがわかる展示がいろいろありました。
本屋さんがあったり、

 

武具屋さんがあったり。

 

籠とか、

 

台所も。

 
こういうとこ、もっとじっくり見たかったぁ


何とか閉館時刻までに全フロア見て回り、その後は帰りながら城外も見学。
これは有名な『清正石』。

 

加藤清正が運んだから『清正石』。
・・・と言われてきたけど、実際に運んだのは黒田長政だったとか。
長政さん、なんか気の毒だなぁ(^_^;)
この石、ものすごく大きいんだよ~。

 


こちらは刻紋と呼ばれる模様。

 

当時、大名は他家と競争しながら石材を各地から苦労して取り寄せたそうで、
「これ、オレが持ってきたやつだから!」という目印なんだそう。
ものすごくたくさん種類があって、その数300とも400とも言われているんだとか
お城1つ建てるのに、一体どれくらいの人が関わったんだろうね~。


それにしても時間が足りなさすぎました

 

他の庭園も見たかったし(多分5年前来たときにも見てない)、
おいしそうなみたらし団子も食べたかったのに、どちらも叶わず
そりゃあね・・・連休最終日なのに出発が14時半って、ナイよね・・・


お堀沿いの道にはもみじ並木(と言うのか?)が。

 

秋に来てもキレイだったんだろうな~
名古屋歩き、まだまだ続きます



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