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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●色彩俳句0150・紅07・高橋謙次郎・2013-11-27(水)

2013-11-27 09:00:17 | 色彩俳句

●色彩俳句0150・07・高橋謙次郎・2013-11-27(水)

紅#C41A41

○「沈黙の深さに紅き寒椿」(高橋謙次郎01)

季語(寒椿・冬)

色彩俳句「紅」第7弾であります。「べに」「あか」「くれない」などの読みがありますが、ここでは「あか」。同じ「赤」でも「赫」「紅」「朱」「緋」などと和の色の名前は多彩ですね。寒椿の深い紅色は言葉を寄せ付けません。

 

高橋謙次郎(たかはしけんじろう)(1925~2007)

代表句「木枯らしの夜は幻の貨車通る」02

季語(木枯らし・冬)

千葉県市川市生まれ。1962年より俳句を始め、「若葉」「冬草」に入会。1972年第7回冬草賞受賞。→加倉井秋を逝去により、1990年より「冬草」主宰。

 

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