●次元俳句0273・貫通(空間)01・向田貴子01・2016-04-04(月)
○「清明の野を一川のつらぬける」(向田貴子01)
○季語(清明・春) 「せいめいののをいっせんのつらぬける」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:〔清明:二十四気の一つ。春分から十五日目、陽暦四月五日ごろ。万物に清新の気がみなぎる時節。〕「清明」。平野を貫流する一本の川の響きにも似ています。
●向田貴子(むこうだたかこ)
○好きな一句「亡きひとへもの言ふ習ひ春の雪」02
○季語(春の雪) 「なきひとへものいふならひはるのゆき」(「俳句界201202」より引用)
【Profile】:1943年、東京都出身。1986年、→上田五千石(「→畦」主宰)に入門。1997年、東京で「歴路」創刊主宰。
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