●五感俳句0229・質感=軽05・茅根知子01・2015-06-01(月)
【五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「綿棒を軽く使ひて月涼し」(茅根知子01)
季語(月涼し・夏) 「めんぼうをかるくつかひてつきすずし」(「週刊俳句 Haiku Weekly」より引用http://weekly-haiku.blogspot.jp/2010/06/10.html)
【鑑賞】:この句の「軽く」は、綿棒の質感の「軽さ」と使用感の「軽さ」の両方の意味がありそうです。耳掃除あたりでしょうか。涼しい月が出ている夜です。
○茅根知子(ちねともこ)
○好きな一句「夕立のあたりより来る電話かな」02
季語(夕立・夏) 「ゆうだちのあたりよりくるでんわかな」(引用同上)
【Profile】: 1957年生まれ。1998年「魚座」入会。2001年第4回「魚座新人賞」受賞。2001年第15回「俳壇賞」受賞。2002年第5回「南十字賞」受賞。→中田尚子・→山崎祐子・→土肥あき子と同人誌「絵空」創刊。俳人協会会員。
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