●方法俳句454・動逆転7・中塚久恵01・2019-10-31(木)
○「わが歩々に塔も寄り来る露しぐれ」(『一夜庵』2015)(中塚久恵01)
○季語(露しぐれ・晩秋)(→「栗林浩のブログ」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:露しぐれの中を歩いて行くと、とある塔がしだいに近くに見えてくる。自分の歩みに重点を置き、「歩々に塔も寄り来る」という「動逆転」である。
●中塚久恵(なかつかひさえ)
○好きな一句「月よりも連山遠く横たはる」(『一夜庵』2015)02
○季語(月・三秋)(引用同上)
【Profile】:1928年香川県出身。→山口誓子に師事、のち→鷹羽狩行の「狩」入会。1993年には→島村正主宰の「宇宙」に依った。
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