●方法俳句445・音の物質化10・張替総史1・2019-08-22(木)
○「音かろく置く新涼の金盥」(張替総史1)
○季語(新涼・初秋)(「俳句界201304」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「新涼しんりょう」という季語が快く響く。何を洗うための金盥だろうか。水を入れる前の空の金盥を置いた時の、軽い金属音に秋を感じている。
●張替総史(はりかえそうし)
○好きな一句「階段に小窓が一つ星月夜」(『堅香子』2013)2
○季語(星月夜・三秋)(→「野火俳句会」より引用)
【Profile】:1929年茨城県坂東市出身。→水原秋櫻子の「馬酔木」に投句。1948年「野火」入会、→篠田悌二郎に師事。1995年野火賞受賞。「野火」同人。
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