●次元俳句0179・図形(円)01・西村白雲郷01・2014-06-15(日)
○「蜊蛄(ざりがに)に水盤の円無限なる」(西村白雲郷01)
○季語(水盤・夏)
【鑑賞】:「水盤」は夏の季語で平べったい陶製の花器のことです。人間からみれば限りある範囲の水盤ですが、なかにいるザリガニからみれば永遠に出ることができない無限の円周のようです。
○西村白雲郷(にしむらはくうんきょう)(1885~1958)
○代表句「水涸れの水にて流れねばならず」02
○季語(水涸れ・冬)
【Profile】:大阪府出身。1915年、→松瀬青々の「倦鳥」に投句。1925年、「断層」創刊。1949年、「未完」創刊主宰。門下に→稲葉直、→阿部完市。(「スピカ」より抜粋引用http://spica819.main.jp/100syosyo/6927.html)→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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西村白雲郷掲載句
03眼に残る群青は何処の露草か(露草・三秋)〈色彩・群青〉2018/10/24
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