●色彩俳句455・暗色8・後藤紀一01・2019-11-06(水)
○「柿干して俄かに暗き村がまえ」(『凍天』1987)(後藤紀一01)
○季語(柿干す・晩秋)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:軒下に干柿の色が溢れるのであるが、作者は村がまえが「俄かに暗くなった」と感じた。夥しい柿が家々の窓を遮るように干されている景からか。
●後藤紀一(ごとうきいち)(1915~1990)
○好きな一句「青年に月光の翳あやまたず」02
○季語(月光・三秋)(→「俳句例句データベース」より引用)
【Profile】:山形県東村山郡山辺町出身。画家、小説家、俳人。1955年に同人誌「ひろば」「山形文学」に参加。1963年に『少年の橋』で第49回芥川賞受賞。1965年から画業に専念。(「ウィキペディア」抜粋引用)
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