○色彩俳句0125・紫04・徳永山冬子・2013-04-17
○「春暁や紫焔紅焔富士の頂」(徳永山冬子01)
○季語(春暁・三春)
【鑑賞】:噴火するかも知れない、などと憶測のある富士山です。色彩としては葛飾北斎などの赤い富士が印象に残ります。この句では紫や紅に燃えて映える富士の頂の景です。
○徳永山冬子(とくながさんとうし)(1907~1998)
○好きな一句「月の出や総立ちとなる松林」02
○季語(月・三秋)
【Profile】:愛媛県宇和島の出身。1929年→松根東洋城に師事して「渋柿」に投句。1952年、東洋城が引退して→野村喜舟が主宰となると編集発行をゆだねられ、1977年推されて「渋柿」の主宰を継承した。
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