●方法俳句405・比喩(直喩)=ごとく38・草深昌子1・2018-11-15(木)
○「朴落葉仮面置きたる如くあり」(草深昌子1)
○季語(朴落葉・初冬)(→「草深昌子のページ」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:朴の落葉は人間の顔ほどの大きさであるから掲句のような比喩も生まれる。敗れた個所が目のようにも見える。葉の形と葉脈の線から宇宙人の顔に見えるものもある。多様な表情の仮面だ。
●草深昌子(クサフカマサコ)
○好きな一句「おもはざる沼に出でけり裘」2
○季語(裘・三冬)(引用同上)※裘毛(カワゴロモ):皮で作った防寒用の衣。かわぎぬ。裘代(かわしろ)。
【Profile】:1943年大阪市出身、神奈川県厚木市在住。1975年→飯田龍太主宰「雲母」に入会。1977年→植村通草に師事。1985年→原裕主宰「鹿火屋」に入会。鹿火屋新人賞・奨励賞、近松顕彰全国俳句大会文部大臣賞、深吉野佳作賞など受賞。2000年→大峯あきら代表「晨」、「ににん」同人参加。俳人協会会員。
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