●次元俳句0258・穴01・五十嵐牛01・2015-12-21(月)
○「風垣の穴出入る客や大師講」(五十嵐牛01)
○季語(大師講・冬) 「かざがきのあなでいるきゃくやだいしこう」(→「俳句ロマンティック街道」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:防風垣の穴から人が出入りしています。何人も出入りすることにより、さらに穴は穴らしい穴になっています。(大師講:12/22頃。中国天台宗の開祖、智者大師の忌日に行う法会。 はじめは 延暦寺で行われ、それが全国に広まった。)
●五十嵐牛(いがらしぎゅうてつ)(1882~1965)
○好きな一句「定めなき山の月日や散る桜」02
○季語(散る桜・春) 「さだめなきやまのつきひやちるさくら」
【Profile】:新潟県柏崎市(北条村長鳥山本)出身。若くして俳句に興味を持ち、幾度かの東京遊学を通じて、→高浜虚子、与謝野晶子、→河東碧梧桐などと交流を深めた。「懸葵」の→大谷句仏に師事。(→「柏崎市立図書館ソフィアだより」より抜粋引用)
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