俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句640「菜の花継げば彼岸にとどく物干竿」(『君なら蝶に』1986)(折笠美秋)

2024-03-17 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句640・超次元53=彼岸3・折笠美秋04・2024-03-17(土)
○「菜の花継げば彼岸にとどく物干竿」(『君なら蝶に』1986)(→折笠美秋04)
○季語(菜の花・晩春)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえけこせそてとにぬねのふへみむめもゆ~)】【俳句結社索引


【お知らせ】:春彼岸の日に「俳句の箱庭」を再開致します。半年間ほど妻の喪に服しておりました。またいつ中断するかも知れませんがともかくも一歩足を踏み出すつもりで再開してみます。


【鑑賞】:「継ぐ」は「菜の花」と「物干竿」の両方に掛かっているように思われる。菜の花の黄色を奥へ奥へと継いでいけば。日々の一人の洗濯の物干竿どんどん継ぎ足していけば。それは妻の彼岸まで届く。そんな思いで哀悼の日々を重ねていく。

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