俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句498「秋蝶のとまりて石のあたたまる」(佛原明澄)

2020-09-28 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句498・温感16・佛原明澄01・2020-09-28(月)
○「秋蝶のとまりて石のあたたまる」(佛原明澄01)
○季語(秋蝶・三秋)(「俳句界201512」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひみむめもや~)】

【鑑賞】:おそらく石は陽光に温められているのであるが、その石にとまった秋蝶に温められたと感じた。その感じを一気に句の流れにおさめたのである。


佛原明澄(ぶつはらめいちょう)
○好きな一句「十三夜田の水動くともなくて」02
○季語(十三夜・晩秋)(「俳句界201512」より引用)

【Profile】:1934年奈良県出身。「」「ゆう」「」を経て、2001年大阪府茨木市にて「たまき」創刊代表。東吉野全国俳句大会一等特定選者賞二回。

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