俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句438・古い(時間)1・宮本径考1・2019-06-30(日)

2019-06-30 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句438・古い(時間)1・宮本径考1・2019-06-30(日)
○「扇使へば古き風の来る」(宮本径考1)
○季語(古扇・三夏)(「俳句界201307」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:古い扇から来るのは古い風。扇を使うひとの古い記憶でもあるのだろう。人間も物も否応なく古くなってきたが、それはそれで受け入れようか。

 

●宮本径考(みやもとけいこう)(1930~2016)
○好きな一句「天道虫眼で追ひつめて行けば翔ぶ」2
○季語(天道虫・三夏)

【Profile】:茨城県出身。1961年「獺祭」主宰の細木芒角星に師事。1964年「獺祭」同人。2005年「獺祭」編集長。2008年「獺祭」主宰継承。

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