俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0319・重なり(空間)02・山縣輝夫01・2017-02-19(日)

2017-02-19 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句0319・重なり(空間)02・山縣輝夫01・2017-02-19(日)
○「食べ終えて葉を重ねけり椿餅」(山縣輝夫01)
季語(椿餅・春) 「たべおえてはをかさねけりつばきもち」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:椿餅は桜餅よりやや大きめ。さすがに二枚の葉を重ねたらもうご馳走さんでしょう。

 

山縣輝夫(やまがたてるお)(1932~2015)
○好きな一句「萬屋の角をさがして春尽くる」02
季語(春尽きる) 「よろずやのかどをさがしてはるつくる」

【Profile】:東京都出身。1955年、→室積徂春の「ゆく春」に参加、1977年徂春賞受賞、英語俳句普及に尽力。ニューズウィークの英語俳句賞等を受賞。1991年「ゆく春」4代目主宰継承。学習院俳句会指導。

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