俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句0317・比喩(直喩)=やうに010・嘴朋子01・2017-02-08(水)
○「水に挿すやうに納めて針供養」(『象の耳』2012)(嘴朋子01)
○季語(針供養・春) 「みずにさすやうにおさめてはりくよう」(→「ふらんす堂オンラインショップ」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:古い針を神社に奉納する針供養。やわらかい豆腐などに挿して納めるようですが、それを「水に挿すやうに」と表現しました。
●嘴朋子(はしともこ)
○好きな一句「脱ぐやうに解く肩車梅日和」(『象の耳』2012)02
○季語(梅日和・春) 「ぬぐやうにとくかたぐるまうめびより」(引用同上)
【Profile】:1963年東京都出身。1983年「萬緑」入会。1989年「萬緑」新人賞受賞。1990年「萬緑」同人。2001年「けごん」入会。2003年「けごん」同人。2010年「萬緑」萬緑賞受賞。俳人協会会員。
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嘴朋子掲載句
03滴れる滴も銀やさんま買ふ(さんま・晩秋)〈色彩550・銀10〉2021/9/28
04一陽来復風宥めつつ象の耳(一陽来復・仲冬)〈五体562・耳22〉2021/12/22