俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0269・比喩(直喩)=かたちの04・興梠隆01・2016-03-10(木)

2016-03-10 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0269・比喩(直喩)=かたちの04・興梠隆01・2016-03-10(木)
○「水温む魚の形の東京都」(『背番号』2011)(興梠隆01)
季語(水温む・春) 「みずぬるむうおのかたちのとうきょうと」(→「俳句と主夫の間で♪」より引用)【→方法俳句-索引01方法俳句-索引02 →俳人一覧()】

【鑑賞】:奥多摩町が口、町田市が腹びれ、23区が尾として見るとなるほど東京都は左向きの魚の形です。どちらかというと尾の大きい金魚の形に似ています。今日は、その尾の中央部分を中心に10万の死者をだした無差別殺戮の日です。哀悼・東京大空襲忌(1945)。

興梠隆(こうろきたかし)
○好きな一句「山手線一周六十分後の桜」(『背番号』2011)02
季語(桜・春) 「やまてせんいっしゅうろくじゅっぷんごのさくら」(引用同上)

【Profile】:1962年、鹿児島市出身。「街」(→今井聖主宰)、「群青」(→櫂未知子・→佐藤郁良代表)同人。

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