俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0269・暖感02・渡辺純枝01・2016-03-09(水)
○「あたたかや顔を浮かべて貼る切手」(渡辺純枝01)
○季語(あたたか・春) 「あたたかやかおをうかべてはるきって」(「俳句201408」より引用)【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:葉書か封筒に貼る切手。受け取る相手の顔を脳裡に浮かべながら貼ります。暖かどころか寒の戻りとなった今日は「記念切手記念日」。
●渡辺純枝(わたなべすみえ)
○好きな一句「梅白し月光は人あたためず」02
○季語(梅・春) 「うめしろしげっこうはひとあたためず」
【Profile】:1947年、三重県出身。「晨」(→宇佐美魚目代表)同人。1970年「葭の花」入会。1978年「青樹」(→長谷川双魚主宰)入会。「青樹」退会。岐阜市在住。2011年「濃美」主宰継承。
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渡辺純枝掲載句
03歩きつつ読む夕刊や土匂ふ(土匂ふ・三春)〈五感420・嗅覚91〉2019/2/25
04かの世なほ美しからむ箱眼鏡(箱眼鏡・三夏)〈特集俳句439・美し俳句2-8〉2019/7/12