俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0271・中指01・九堂夜想01・2016-03-24(木)

2016-03-24 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0271・中指01・九堂夜想01・2016-03-24(木)
○「中指をくわえて少女かぎろえり」(第2回芝不器男俳句新人賞齋藤愼爾奨励賞受賞句)(九堂夜想01)
季語(かぎろう・春) 「なかゆびをくわえてしょうじょかぎろえり」【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:「指をくわえて」ではない、何か特別な意味がありそうな「中指をくわえる」少女。少女の影が陽炎の中でゆらゆらと揺れます。

九堂夜想(くどうやそう)
○好きな一句「死に顔へ海市はこばれゆく夜会」02
季語(海市・春) 「しにがおへかいしはこばれゆくやかい」(→「―俳句空間―豈weekly」より引用)

【Profile】:1970年、青森県出身。「海程」所属。「海程」新人賞、→芝不器男俳句新人賞→齋藤愼爾奨励賞受賞。「LOTUS」「海程」同人。「LOTUS」編集人。神奈川県在住。

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