俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0272・忌日(時間)07・山本つぼみ01・2016-03-28(月)
○「杉谷を灯がすすみゆく宗因忌」(『涅槃西風』2005)(山本つぼみ01)(→忌日祈念日)
○季語(宗因忌・春) 「すぎだにをひがすすみゆくそういんき」(→「ふらんす堂オンラインショップ」より引用)【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:陰暦3月28日は江戸時代の連歌俳諧師西山宗因の忌日(1682)。杉山の溪谷を一列の燈火が移動する俯瞰図です。
●山本つぼみ(やまもとつぼみ)
○好きな一句「花冷や姉妹が遺骨持ちかふる」(『涅槃西風』2005)02
○季語(花冷・春) 「はなびえやしまいがいこつもちかふる」(引用同上)
【Profile】:1932年、神奈川県厚木市出身。厚木東高校在学中に→八幡城太郎を知り、1953年「青芝」創刊時より同人として参加。城太郎没後、一時「青芝」作品の選を担当。俳誌「阿夫利嶺」創刊主宰。第11回横浜俳話会大賞受賞。俳人協会会員、横浜俳話会顧問。