俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0264・掌09・黒田櫻の園01・2016-02-02(火)

2016-02-02 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0264・掌09・黒田櫻の園01・2016-02-02(火)
○「寒燈の一隅を占め塑像の」(黒田櫻の園01)
季語(寒燈・冬) 「かんとうのいちぐうをしめそぞうのて」(→「増殖する俳句歳時記」より引用)【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:普通の彫刻の塑像というよりは、これは仏像の「てのひら」ではないでしょうか。薄暗い寒燈に照らされた掌です。

黒田櫻の園(くろださくらのその)(1903~1998)
○好きな一句「角巻に海の昏さを羽交ひじめ」02
季語(角巻・冬) 「かくまきにうみのくらさをはがひじめ」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)

【Profile】:石川県金沢市出身。歯科医経営。→沢木欣一らと「」を創刊。→水原秋櫻子に師事。「馬酔木」同人。→加藤楸邨の「寒雷」に参加。

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