俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0264・嗅覚056・関口恭代01・2016-02-01(月)
○「野水仙匂ふ日差しのありにけり」(関口恭代01)
○季語(野水仙・冬) 「のずいせんにほふひざしのありにけり」(→「みんなの俳句」より引用)【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:冬に咲く野水仙。花の匂いをほんの少しかきたてるほどの日差しがあります。二月へと季節が移りました。
●関口恭代(せきぐちやすよ)
○好きな一句「山彦をみんな返して山眠る」(『美土里』2007)02
○季語(山眠る・冬) 「やまびこをみんなかへしてやまねむる」(引用同上)
【Profile】:1928年、群馬県出身。1982年、「朝霧」の松本陽平に師事。85年新人賞、87年朝霧賞受賞。1990年「帆」創刊主宰。後顧問。1912年、俳誌「ゆし満」代表。