本当は楽しい英文法(オックスフォード1人暮らし日記)

中世の建物と若い学生の街-オックスフォードでクラッシックギターと向きあう第二の人生
今度は英文法をご一緒に!

本当は楽しい英文法 touch wood

2020-09-29 10:56:26 | Weblog

北軽井沢からの帰り道にいつものように伊香保温泉に1泊しました。今年はGO-TOキャンペーンを使って少々贅沢なお宿です。 有名な石段の脇にあります。

露天風呂(open-air spa)は、ほとんど「ひとけ」がなく独占状態の贅沢を味わえました。 全てが木でできたお風呂につかり、山々の木々を眺める贅沢! 戦国時代からあるという旅館ならではの情緒です。 そういえばBath の語源となったイギリスのまちバースには何度か行きました。 古代ローマ人が傷病兵の治癒のために造ったとか言っていましたが。 この温泉も戦国時代には、やはり傷ついた兵士のためだったのかもしれませんね。

木は本当に落ち着きます。 

伊香保の近くの「卯三郎こけし」の工房にも立ち寄りました。

こんな素晴らしいコケシは見るだけ。

この可愛いコケシは貯金箱です。 五百円玉が入ると言うのでこれを買いました。

昨年オリンピックの都市ボランティアのための英語講座を担当しているときにも、テキストによくお土産としてコケシを説明する会話が出て来ました。

イギリスでは「木」は、魔除けのような表現として使われます。 "Touch Wood" と言ってはその辺りの「木」に触って不吉なことなどを「帳消し」にします。

そんな意味もあるので、 木のお風呂や木のコケシは海外からの観光客には喜ばれるでしょうと説明したものです。

残念ながら、当然の事に、今年は海外からのお客は全く見られませんでしたが。