法務省の基準点資料を読み解く!
根本講師の動画です。
LECの野獣,いや,LECの誇る分析王。
この動画では,記述の採点基準が説明されています。
今年受験した方で,まだご覧になってない方は是非ご覧ください。
記述の採点基準については,多くの方の関心ごとですね。
結局のところ,法務省が明確にしていない以上,ブラックボックスであることは事実ですが,
分析の結果,ある程度見えてくることはあります。
最近,受験生の方に,
「傾斜配点なんて本当にあるのか」
と質問されます。
受験生の出来によって,配点に傾斜をつけるという採点方法です。
根本講師も述べていますが,
LECでも,このような採点方法を採用していると推測しています。
このような説明を受けて,
「採点をしてから,配点が変わるなんてことが本当にあるのか」
という質問をされることがありますが,
これは,司法書士試験に限らず,一般的なことなのです。
こちらは,東京大学の副学長のインタビュー記事ですが,
東大総長の「記述式試験は受験生との対話」という言葉を紹介し,
これは,「答案と向き合う中で採点基準が決まる」という意味だと説明しています。
東大に限った話しではないでしょう。
大学入試の採点をしている友人にきいたところ,
やはり同じようなことを言っていました。
ともかく,司法書士試験で,
このような採点方法を採用しているとしても,
おかしな話ではないのです。
大学入試の話をするまでもなく,
行政書士試験でも,択一の点数が低いと,記述を甘く採点をして調整するということを,
行政書士の先生がおっしゃっていました。
もちろん,このような分析をしたからと言って,
具体的に,「来年はこの論点の配点が高い」ということが直接分かるわけではありません。
ただ,「他の受験生ができるところはしっかりとる」
ということが重要だとはわかりますから,有効な対策がなにかが導けますね。
前述の東大副学長のインタビュー。
続きの
「センター試験があるから安心して記述式を出題できる」
という話もなかなか考えさせてくれますね。
「選択式には、幅広く、多くの内容について効率的に試験できるという良さがあります。東大は、選択式のセンター試験を一次試験にしているから、安心して二次試験で内容を絞った「深い記述式」を出題できているのです。」
なるほど。択一試験が選択式の形で出題されているのは,
マークシートで楽に採点できるという消極的な目的だけでなく,
実は,選択式だからこそ多くの知識が問えるという積極的な目的があるということですね。
先ほど,この記事の冒頭で,根本講師のことを野獣と言いかけてしまいました。
本当に失礼しました。
人を野獣なんていうものではありません。
LECの野獣は,こちらの方でした

海野講師との一枚。
僕が野獣におびえている写真です
根本講師の動画です。
LECの野獣,いや,LECの誇る分析王。
この動画では,記述の採点基準が説明されています。
今年受験した方で,まだご覧になってない方は是非ご覧ください。
記述の採点基準については,多くの方の関心ごとですね。
結局のところ,法務省が明確にしていない以上,ブラックボックスであることは事実ですが,
分析の結果,ある程度見えてくることはあります。
最近,受験生の方に,
「傾斜配点なんて本当にあるのか」
と質問されます。
受験生の出来によって,配点に傾斜をつけるという採点方法です。
根本講師も述べていますが,
LECでも,このような採点方法を採用していると推測しています。
このような説明を受けて,
「採点をしてから,配点が変わるなんてことが本当にあるのか」
という質問をされることがありますが,
これは,司法書士試験に限らず,一般的なことなのです。
こちらは,東京大学の副学長のインタビュー記事ですが,
東大総長の「記述式試験は受験生との対話」という言葉を紹介し,
これは,「答案と向き合う中で採点基準が決まる」という意味だと説明しています。
東大に限った話しではないでしょう。
大学入試の採点をしている友人にきいたところ,
やはり同じようなことを言っていました。
ともかく,司法書士試験で,
このような採点方法を採用しているとしても,
おかしな話ではないのです。
大学入試の話をするまでもなく,
行政書士試験でも,択一の点数が低いと,記述を甘く採点をして調整するということを,
行政書士の先生がおっしゃっていました。
もちろん,このような分析をしたからと言って,
具体的に,「来年はこの論点の配点が高い」ということが直接分かるわけではありません。
ただ,「他の受験生ができるところはしっかりとる」
ということが重要だとはわかりますから,有効な対策がなにかが導けますね。
前述の東大副学長のインタビュー。
続きの
「センター試験があるから安心して記述式を出題できる」
という話もなかなか考えさせてくれますね。
「選択式には、幅広く、多くの内容について効率的に試験できるという良さがあります。東大は、選択式のセンター試験を一次試験にしているから、安心して二次試験で内容を絞った「深い記述式」を出題できているのです。」
なるほど。択一試験が選択式の形で出題されているのは,
マークシートで楽に採点できるという消極的な目的だけでなく,
実は,選択式だからこそ多くの知識が問えるという積極的な目的があるということですね。
先ほど,この記事の冒頭で,根本講師のことを野獣と言いかけてしまいました。
本当に失礼しました。
人を野獣なんていうものではありません。
LECの野獣は,こちらの方でした

海野講師との一枚。
僕が野獣におびえている写真です

必要性があるときに出します。
具体的には、まだそのような時期だとは考えていないのです。