「福岡に看板講師が全員集合」という3か月連続企画で,
海野講師(7月)・根本講師(8月)・森山(9月)が福岡にお伺いするという記事を書きました。
しかし,僕がブログに書いたときには海野講師のイベントは終わっていたということで…
このままでは,僕が海野先生にひどい仕打ちを受けてしまう~ということで,お詫び企画。
海野講師の全国イベント大紹介。
8/9(火) 19:00~20:30 仙台本校
8/13(土) 18:00~19:30 岡山本校
8/14(日) 11:00~12:30 松山本校
8/14(日) 16:30~18:00 広島本校
8/18(木) 19:00~20:30 那覇本校
全国のLECにあの

海野講師

がお伺いします。
どうぞお近くのLECにお越しください。
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「亀さん,海野禎子は,2人いると思うんだ。」
「警部,何を言っているんですか。」
「だって,考えてもみろよ。海野禎子は,15か月講座だけでなく,実践力パワーアップ講座を担当し,答練の担当もしている。しかも,実務もバリバリこなしているということだよ。」
「しかも,育児もしている。」
「そうだ。こんなの1人でこなせっこない。絶対2人いるよ。」
「そんなことはないですよ。」
「この前,森山和正に聞いたら,15か月講座だけでいっぱいいっぱいと言っていたよ。講義準備にだって時間がかかるし。」
「海野先生を森山先生とは一緒にしないでください。バイタリティーが違います。それに,森山先生は,10本セットの安物の栄養ドリンクを飲んでいますが,海野先生は1本3,000円はするものを飲んでいるんです。スゴイ先生なんですよ。」
「講義の内容は,評判いいのか?」
「スゴイです。あんなに忙しいのに,最新判例まで本当によく研究していて,有意義な情報提供をしてくれます。それに,質問対応も分かるまで相手をしてくれます。」
「やっぱり二人いるんだよ。海野禎子はウソつきだから。」
「ウソつきですか?」
「そうだ。本試験の日のお昼は,森山和正や根本正次と集まって食べるらしいんだけど,そのときに,午前の部の感想を森山・根本から聞いて,基準点予想の参考にするらしいんだ。刑法の話題になったときに,<おにぎりを隠し持って居酒屋を出た>という問題の話をしているときに,どうしておにぎりにしたんだろう,なんか意図があったのかと少しだけ議論になったらしい。そしたら,その後の解答速報会・分析会などのイベントのたびに,『根本と森山がおにぎりが~おにぎりが~と大騒ぎをしながら待ち合わせ場所に来た』と,海野禎子はネタにしている。森山和正がそんなに大騒ぎはしていない,どうしてあんなことを言うのかと言っていたよ。」
「ははは。確かに,尾ひれをつけて大げさに言うことはありますね。ただ,それは海野先生のやさしさで,盛り上げようとして言っているんですよ。ウソとは違います。」
「そうかな。それでも,あの仕事は1人ではこなせないよ。絶対ウソをついている。海野禎子は2人いる。」
「それは,仕事ができない人の嫉妬です。海野先生はパワーが違うんです。みんなの,特に女性のあこがれの先生です。」
「そういうだろうとは思ってたよ。実は,証拠を見つけたんだよ。海野禎子が2人いるという証拠をね。」
「本当ですか,警部!ウソつかないでください。」
「本当だ。俺はウソはつかない。ウソつき海野禎子とは違う。8月14日の日程を見てみろ。12時半まで松山にいて,海を越えた広島に16時半には着くはずがない。海野禎子は2人いるんだ。ぼろが出たな。」
「警部,そんなことはないですよ。四国から本州に行くんですから,瀬戸大橋を渡るしかないですよね。ですから,松山発13時26分の特急しおかぜ20号に乗ります。本州の岡山に16時11分着。岡山から新幹線のぞみで広島に向かいます。16時28分発ののぞみ35号博多行きに乗れば,17時08分に広島に着きます。アレ?間に合わないですね。」
「そうだろう。」
「おかしいですね。ちょっと地図を見てみますね。あ,トリックが分かりましたよ。本州へつながっているのは瀬戸大橋だけじゃありません。今治から因島などを経由して尾道に向かうしまなみ海道という橋があります!盲点でした。」
「鉄道は走ってないだろう。」
「バスがあります。先ほどと同じ,特急しおかぜに乗れば今治に14時04分につきます。そうすれば,14時10分発の高速バスに乗れます。広島の1つとなりの駅の新白島につくのが16時46分。16時51分発のJR可部線に載れば,広島につくのが16時54分。アレ,やはり少し間に合わないですね。」
「それに,時間の読めないバス移動は避けるだろう。ほら,無理なんだよ。海野禎子は2人いるんだから。」
「そんなことないですよ。2人いるなんて奇想天外すぎます。あり得ません。」
「でも,移動がむりなんだから。2人いるということだろう。」
「…警部,松山に行ってみましょう。何か分かるかもしれません。」
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「松山駅です。」
「いいねえ。坊ちゃん電車も走っているね。」
「駅舎も味があっていいですね。バスも多いね。」
「警部,あのバス見てください。松山観光港行と書いてあります。」
「港?」
「船ですよ。もしかしたら,ヒントがあるかもしれません。あのバスに乗ってみましょう。」
「港についたね。」
「警部,あの高速船を見てください。一般のお客さんも乗り込んでいます。」
「どこに行く船だ?」
「えーと,ひ・ひ・広島港です。警部!!!なんと松山から広島に行く船があったんですよ。!!勘違いしていたんですよ。四国から本州に渡るのだから,橋が必要だと思っていたんですが,船で渡ればよかったんですよ。」
「海の上の見えない道か。盲点だったな。」
「バスに乗っている時間は20分程度でした。松山観光港13時00分発の高速船に十分乗れますね。広島港に着くのが14時17分。14時32分の広島電鉄5号線広島行に乗れば,広島に15時4分につきますね。高速船は,途中呉港にもとまりますから,呉港で船を降りてもいいですね。呉港に13時55分着。鉄道の呉駅までゆっくり歩いても,14時11分発のJR快速安芸路ライナー広島行に乗れます。そうすれば,広島には14時53分につきます。警部,どちらにせよ,余裕で16時30分の講義に間に合いますね。やはり,海野先生は2人はいなかったんですよ。当たり前ですが。」
「今回は悔しいが,きっと海野禎子は2人いる。確信をもっているんだ。絶対海野禎子の正体を暴いてやる。」
「警部,往生際がわるいですよ。海野先生がバイタリティーのあるできる講師と認めたらどうですか。」