うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

たけのこ掘り

2010年04月05日 05時13分05秒 | わたしの日常です。
このあいだ、業務の立会いをかねて現場へ行く。
 同僚から聞いていたたけのこ掘りを家内に軽く話をしたら、手回しよく朝の出がけに大きなビニール袋を準備したので、おもわず事の流れとして、わたし自身もスコップや唐鍬、鋏を車のトランクに積み込んだ。

 立会いのそのあとに、ここだと思われる場所に急行する。県道からゆっくり車で畦道を進入し川のそば、粗大ごみの不法投棄の奥まった所に孟宗竹の林がある。およそ、一般の人たちが踏み込める場所には見えない。なお、念のために言うと、ここは個人所有の山林ではない。
     

 たけのこ掘りは、昔、子供たちを連れて行った観光農園以来で、わたしは正直なところはじめても同然であり、要領がわからない。簡単に考えていて、まだ時期尚早と思っていた。故郷では真竹のたけのこなので竹の根元で切るものであったが孟宗竹は異なるのだ。薄暗い竹林の中、いぎたなく積み重なったごみの山に辟易しながら探す。わたしはひとり、目をさらのようにして見まわし、表土を現場靴の足の感触でまさぐる。見つかったら地下部のいろんな根が錯綜したところを慎重に掘り進んでいく。
     
 これは、一時間あまりでの収穫量です。店を広げた野良の周囲は、田んぼの畦に西洋タンポポが咲く場所、近くに接して湧水からの流速の早い水路がある。採った数は大小とり合わせて6本である、うん、どうだ。
 技術的にはまだまだの感がある、調べたらあと一カ月も収穫期間がありそうなので、これからなんだか病みつきになりそう。今度は雨の降った翌日の早朝という段取りにして、誰かを誘おう。

 食味はこの時期が最高だそうで商品価値も高い。ここ千葉では、山間部よりの道端で直売している風景がたびたび見られる。そう、これこそ、農家の人の貴重な現金収入源だ。
     
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こごみを食べる

2010年04月05日 05時02分19秒 | ガーデニング・庭づくり
この一週間前から庭で伸びた、 こごみ を採って食べている。
 昨日で2回目。昨年はじめて、(実は、生まれてはじめて・・・?)葉を採取して以来。ただし、収穫の期間が短くて、採るタイミングが難しい。株を丸ごとではなく、葉ごとに伸びきる前の天辺が丸まっている草茎を株の根元からカットする。その時、抹香臭いツンとした香りがある。大きくなると茎が固くて味がまずくなる。
 わたしは春の山菜調理の常道である、おひたし、ゴマあえで食べた。あわい食感で癖もなくて食べやすい。画像では食卓で3人で一食分の分量、常食するには忍びなく少ないボリューウムだ。
 この山菜は東北のどこかの温室で営利生産していることだろう。わたしが思うのにはスーパーの野菜売場に並べるには栽培面積が広く必要だ、基本的には時差収穫のノウハウがもとめられそう。でも・・・、もちろんするつもりもないが。
 つぎは、 うるい(オオバギボウシ) の収穫が待たれる。

 ところで、 こごみ とは クサソテツ のことです。食べるだけでなく、成葉になると、きわめてリズミカルで円を描いたような草姿をしていて、庭の樹木や景石の根締めに良く、群植すると静謐で奥行き感を醸し出し他の草花を引き立てる役割をする。ディープグリーンがさわやかであざやかな羊歯植物です。この植物は、ナチュラルガーデン風の草花ではわたしのもっとも採用する植え付け材料である。

 花壇や庭・植物のご相談に際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのホームページから入りお問い合わせくださいませ、ませ。
       
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