うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

更新①食用ギボウシの 天竜 の先行販売の紹介です。

2024年02月19日 05時20分24秒 | 食用のギボウシ
この記事は食用ギボウシの 天竜 の先行販売の紹介です。ここでは、2月12日現在の出芽の状況について追加の画像をアップする。目を凝らさないと見えずらいが…。
          
          
 ギボウシの食用は春先の芽吹き後の幼い茎葉部分になるがそれを根際でカットして収穫する。カット量は全株数の1/2か2/3を目安とする。その後、その根株自体は自ら再萌芽し更新していく。そのためには、ギボウシの根株は一般的に元気(活力)があり芽立ち数が多くて大株の方が後の成長の為には良いことになる。また、可能であれば株数は最小2~3株あれば尚良いだろう。
 食用ギボウシの情報は、このサイト左欄のカテゴリー「食用のギボウシ」をクリックしてご覧ください。なお、生け花の花材として 天竜 は 長大銀葉 と同じように切り葉にも最適ですので活用できます。その際は「切り葉のギボウシ」の記事をあわせてご覧ください。
 そこで、以下のサイズの出荷販売を提案したい。今回は単価は若干、値下げしている。また、ご注文の株数に応じて合計金額を検討していきたい。
 ・1株あたり4~5芽立以上 18cmVP~¥1,650.
 ・1株あたり3~4芽立   15cmVP ¥1,300.
 ・1株あたり1~2芽立   13,5cmVP ¥1,000.
 ・1株あたり1芽立    10,5cmVP  ¥800.
 現時点では出荷時の根株調整作業他の費用はかかるが、梱包に際し発送料は茎葉の成長時と比較すると地上部のない荷姿になりかさばらないので安くなる。

 ここでは画像として今年の場合の 天竜 の落葉している12月9日現在の状況と、春の通常の生育時の草姿、茎葉や成葉、またカット時期がちょっと遅くなったが4月21日の時点の採取状況をアップする。遅くても4月中旬頃までに採取するのが理想的だとおもわれる。
          
          

          
 調理用として台所にて洗った後に冷蔵庫に貯蔵する。保管面、収納は水分を含ませて密封したビニール袋に入れて野菜室に置く。
          
 
 ◎その他のギボウシの品種の単価一覧表や、入手方法は、R5/10/19付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 ※それ以外のご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)  
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食用ギボウシ・天竜の先行販売の紹介です。

2023年12月17日 18時28分39秒 | 食用のギボウシ
この記事は食用ギボウシの 天竜 の先行販売の紹介です。ギボウシの食用は春先の芽吹き後の幼い茎葉部分になるがそれを根際でカットして収穫する。カット量は全株数の1/2か2/3を目安とする。その後、その根株自体は自ら再萌芽し更新していく。そのためには、ギボウシの根株は一般的に元気(活力)があり芽立ち数が多くて大株の方が後の成長の為には良いことになる。また、可能であれば株数は最小2~3株あれば尚良いだろう。
 食用ギボウシの情報は、このサイト左欄のカテゴリー「食用のギボウシ」をクリックしてご覧ください。なお、生け花の花材として 天竜 は 長大銀葉 と同じように切り葉にも最適ですので活用できます。その際は「切り葉のギボウシ」の記事をあわせてご覧ください。
 そこで、以下のサイズの出荷販売を提案したい。今回は単価は若干、値下げしている。また、ご注文の株数に応じて合計金額を検討していきたい。
 ・1株あたり4~5芽立以上 18cmVP~¥1,650.
 ・1株あたり3~4芽立   15cmVP ¥1,300.
 ・1株あたり1~2芽立   13,5cmVP ¥1,000.
 ・1株あたり1芽立    10,5cmVP  ¥800.
 現時点では出荷時の根株調整作業他の費用はかかるが、梱包に際し発送料は茎葉の成長時と比較すると地上部のない荷姿になりかさばらないので安くなる。

 ここでは画像として今年の場合の 天竜 の落葉している12月9日現在の状況と、春の通常の生育時の草姿、茎葉や成葉、またカット時期がちょっと遅くなったが4月21日の時点の採取状況をアップする。遅くても4月中旬頃までに採取するのが理想的だとおもわれる。
          
          

          
 調理用として台所にて洗った後に冷蔵庫に貯蔵する。保管面、収納は水分を含ませて密封したビニール袋に入れて野菜室に置く。
          
 
 ◎その他のギボウシの品種の単価一覧表や、入手方法は、R5/10/19付けのこのブログで公開しています。(緑字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。)
 ※それ以外のご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)  


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ギボウシ≪天竜≫の株分けのその後

2023年05月24日 13時19分43秒 | 食用のギボウシ
4月や連休中の高温の後は肌寒い陽気が続く。現在は平年並みの気候か。ここでは ギボウシ・天竜 の4月28日の株分け後の経過を画像で追跡したい。わたしとしては、あんなに傷つけられたにもかかわらずこの品種の強権種ぶりに驚くばかりである。

⦿2023年5月14日 生育状況(埼玉県加須市内で植栽直前)
          

⦿2023年5月24日 株分け不良株の経過観察
          

⦿2023年5月6日 生育状況  
          

⦿2023年5月6日 株分け不良株の経過観察
          

⦿2023年4月28日 株分け完了後 
                    

⦿2023年4月28日 株分け不良株の経過観察(右側3pot)
          
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ギボウシ«天竜»の繫殖形態と株分け

2023年05月10日 05時09分40秒 | 食用のギボウシ
食用ギボウシとしては、«天竜»が今一番もてはやされている。その繫殖形態と株分けについて、今回あらためて分かってきたことに写真を加えて記事としてまとめてみたい。
 ギボウシは単純に露地植えというよりも、故郷の知人によって他の野菜と同じように畝にて畑の農作物の扱いで育てた。途中からは微量元素を加えた窒素系の複合化成肥料を施す。この間、実に、足かけ10年の生育期間を経てきた。
 現地では、この期間に生長し繫殖した株数は3株から31株に増えた。植え付け直後畑替えをし2回株分けをしたとおもわれる。3回目にあたる今回の株分け作業によって鉢上げすると、結果的に1株あたり2~3芽立で45~50potが得られた。次いで、わたし個人としては岩手県一関市内の畑の別の1株を堀り上げて、千葉で、再度、株分けをした。写真ではその過程を詳細に掲載している。
 通常、ギボウシの品種によってもかなり異なるが、株分けは数年ごとにおこなうと良いとされていて今回の場合は繫殖形態についてかなり未知の部分があり悪戦苦闘した。どうやら、«天竜»の場合は鑑賞や繁殖させる目的であれば2~3年ごとが良いと言えそうだ。圃場では生産的に食用ギボウシとしては茎葉部が採取目的になるので、そのままでも大株になり良いことになるが多年生の特性があり栽培の連年的な面など栽培方法としては検討すべきであろう。 

⦿2013年6月 X日 岩手県一関市内の畑に定植
 全体量:3株(18cmVP)

⦿2016年6月 X日 生育状況(株分け後)
 現地株分け 3株⇒全体量: 18株
                    

⦿2022年7月3日 生育状況
          
          

⦿2022年8月6日 生育状況
          
          
 つぼみの状態で花茎の下部の根元からカットする
          
          

⦿2023年4月 9日 現地株分け完了後
 全体量: 計31株(ひと畝)
 株分け数量・形態:1株あたり2~3芽立 45pot(12cmVP)
          
  掘り取り予定株
                    

⦿2023年4月10日 生育状況(搬出のため車中積み置き状態)
          

⦿2023年4月15日 生育状況(搬出のため車中積み置き状態)
          

⦿2023年4月20日 千葉の圃場で株分け
 ここでは岩手から持ってきたギボウシ1株の株分け作業を実地におこなったので、その内容を記していく。
 分けつにより大きくなった1株の形状は直径60センチもあり、根系的にまるく広がりその元はボリュームある塊根になっている。株分け作業は剣先スコップと移植ごて、剪定鋏、それに根の水洗い用に水を張ったタライを準備した。株の切り分けに難儀する。繁殖は上下関係で親根に子根が潜りこむように(その逆もあり)発生するのは他の球根植物と似ているが、通常の状態では自然に分離せず人為的に切り離すことになる。力仕事にも似ていてこの分け方が難しい。その境い目付近を切り土をはだけて整理する。道具として当初はスコップで大株の上から徐々に力を入れて切り離していく。しかし、力加減がむずかしくて効率よくいかない。突き棒やタケノコ掘り、長芋掘りも考えられたが、手元にない。最後に大株を立て挽きで生木用(剪定用)の手鋸を利用することにしたが、意外にスムーズにいく。これは結果的に根株の土を切ることになるのでその都度水で洗う。(したがって、鋸はしまう時には泥をよく洗い落とし油差しでケアが必要、鋸の目立てとまでは言わない。)
 ただし、本来は切り口のギザギザを平らにをナイフ等で切り戻したり、雑菌侵入予防の為に癒合剤を塗るのが望ましいとされている。ここでは煩雑な作業のため省略する。
 この場合必ず根は多少でも残すことになるが、栄養分を貯めている塊根自体は自ら切断面を修復しここからも発根するものと思われる。写真で塊根の切断面を確認すると板状でありちょっと驚くかもしれない。
 なんだかこれは、植物の株分けというよりも魚や小動物の解体の状況に似ているのだ。わたし的には無残な解体現場である。
          
          
          
          
          
 食用として分別する。採取内容は、1株あたり株の根元の位置で茎数の1/2から 2/3を目安とする。なお、カット後、追肥をおこない灌水することが望ましい。
          
 
⦿2023年4月28日 株分け完了後
 樹木の場合は移植すると(植え付けの場合も)、 ‘葉を振るう'と言われ、自ら一部分の枝葉を枯らすという生理現象が見られる。これは植物自身が活着させようと、光合成という生存目的の為に根から肥料分を吸収するがそのバランスを取るためと考えられる。それがこのギボウシの株分けでも見られた。木本植物ではなく草本の植物でも同じメカニズムがはたらくのだろうと思う。
株分け数量・形態:1株あたり1~5芽立以上 計30pot
・1株あたり3~5芽立以上
 21cmVP-10,   21cmPP-2,   21cmPP樽鉢-1,  プランター寄せ植え-4
・1株あたり1~3芽立
 13,5cmVP-11,  12cmVP-2 
          
 千葉の圃場分の現在の生育状況
          
 株分け不良株として経過を観察する(右側3pot)
          
 調理用として台所にて洗った後に冷蔵庫に貯蔵する。収納は水分を含ませて密封したビニール袋に入れて野菜室に置く。
           

⦿2023年5月6日 生育状況  
          
 株分け不良株として経過を観察する
          

●ギボウシ本体の価格は今年も据え置きの予定ですが、ヤマト運輸の宅配便代が値上がりの模様ですのでお含み願います。
 各品種の単価一覧表は、R4/4/24付けのこのブログで公開しています。

 また、食用ギボウシで知られる(生け花の切り葉にも適している) “天竜” のロット販売を受け付けます。また、業務上の取り扱いもOK、その際のオーダーは調理のための収穫量を考えて5株単位でお願いします。
販売予定価格:
・1株あたり4~5芽立以上 18cmVP~¥1,650.
・1株あたり3~4芽立   15cmVP ¥1,350.
・1株あたり1~2芽立   13,5cmVP ¥1,050.
・1株あたり1芽立    10,5cmVP  ¥850.
 (送料別途)


 また、初夏からはギボウシの鑑賞するのに最大の季節ですので実地でご覧になりたい方は事前にメールでご連絡願います。
※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)  
            
        
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食用ギボウシ “天竜” の生育状況です。

2022年07月11日 04時23分41秒 | 食用のギボウシ
相も変わらず、梅雨の中休みのような陽気が続く。
 ところで、ここでは、わが東北の故郷の友人が育てている食用ギボウシである “天竜” の生育状況を画像にてアップする。たしか、平成25年6月に東京上野での同級会で渡したのは3,4株程度であったか。したがってこの画像は9年後になる。最初は株の増殖を目的にする。数年ごとに株分けをおこなう。農作業の手入れもよろしくて、除草とともに追肥として化成肥料を施し土寄せをおこなった。開花時にはあえてつぼみを除去し株の分けつを促した。そのせいか、よく生育している。その結果は数十倍の作付け量となったものである。
 畑では見事にもひと畝を形成していて、今年、地元スーパーなどへ産直(産地直売)に出荷すべくいたが、事前の放射能検査が間に合わないということになった。どうやら、このギボウシは野菜ではなくて自然にある山菜扱いにされたらしいのだ。わたしの時は21.0㎝の大型ポットの圃場栽培であり全く人為的な栽培であるにもかかわらずである。下段に “天竜” の特性と栽培メモを掲げる。
 わたしは以前から、昔からある自生種の “オオバギボウシ(うるい)” よりもこの品種を農家の換金作物として推奨していた。
 写真撮影:令和4年7月3日午前
          

          

          

          

●トウギボウシ(品種名:天竜)Hosta sieboldiana‘Tenryu ’
【栽培難易度:中】(大型大葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;○:発芽率;不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春~初夏)----Japan/Yoshie1985年登録。トウギボウシ系。長野県の辰野で見い出され栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。生け花の切り葉として利用。食用可(うるい[オオバギボウシ]よりも美味とされる)。
220610展示会で購入。

***** ** ****** ** *****
  <ギボウシのご注文に際して青字下線部分を左クリックすると、別画面を開くことができます。>
 ※各品種の単価一覧表は、R4/4/24付けのこのブログで公開しています。販売するギボウシはすべてポット栽培品です。それゆえ掘り上げ時に根を傷めていないので、ほぼ一年中、植え付けが可能です。(地上部のない冬季などの季節を除いてですが。)
なお、【ご注文にあたって】と【購入時、栽培上の注意事項】もお読みください。また、ブログのトップページからたどる等、必ず、最新の情報をお確かめください。
 ※ご注文、ご質問やお問い合わせは H・P有限会社グリーンワークスのお問い合わせフォームにてお願いいたします。サイトが展開しない場合は直接メールで  うざね博士 hah05551★ams.odn.ne.jp  にて受け付けます。(ご利用の際は★を@に変更してください)   
            
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ギボウシ 天竜 の最近の生育状況

2016年06月06日 18時54分03秒 | 食用のギボウシ
食用ギボウシの紹介です。
早春時に出回る食用ギボウシ、東北での地方名「ウルイ」は自生種の オオバギボウシ のこと、降雪の時期に温床栽培で軟白処理され出荷される。
画像は突然変異した園芸品種ギボウシの 天竜 です。品質がいいので、わたしは故郷の同級生の農家に換金作物として休耕田で生産を薦めています。3株を提供して3年経過、今春、株分けをして18株を定植、畝立てしていよいよという段階。大量栽培で出荷まで持ち込みたい思惑でいます。因みに、食用ギボウシの調理方法は法蓮草と同じ扱いでいいでしょう。
 下に栽培メモと最近の生育状況の画像を付す。興味がある方は乞う!連絡を。

・トウギボウシ(品種名:天竜)Hosta sieboldiana‘Tenryu ’
【栽培難易度:中】(大型大葉・濃緑色・薄紫色系花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。長野県の辰野町で見い出され栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。食用可(うるい[オオバギボウシ]よりも美味、食味や食感が良いとされる)。


**** ** ****** ** *****
●各品種の単価一覧表は、4/21付けのこのブログで公開しています。クリックしてみてください。
●今までのギボウシの育成や繁殖、自家栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。  
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
**** ** ****** ** *****

 ※品種の鑑定、購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームに書き込み送信をお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
             

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食用ギボウシ(うるい)を食べる。

2016年02月05日 07時40分36秒 | 食用のギボウシ
 画像の食用ギボウシはこちら東北では“うるい”と呼ばれる。全国的に様々な地方名がある。品種的には自生種の オオバギボウシ である。下段に栽培メモを掲げる。
 わたしは数年来、郷里の同級生に換金作物として食用ギボウシを無償提供し、その栽培を進めていている。おすすめの品種は 天竜 で、先年、長野で確認された変異種とされてギボウシのなかでも葉が肉厚で一番の美味である。
 画像は山形県の庄内地域で製品化されたもので、籾殻をかぶせて軟白栽培にしている。野外は積雪の季節に加熱された温室内での促成栽培品。スーパーでは4株入りで 295円+消費税 はする。本来は株分けで繁殖させるが、商品としては育成手間代と付加価値の付け方が課題か。値付けが難しい。調理法は簡単でホウレンソウに準ずる。

●オオバギボウシHosta Montana
(大型中葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;×・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春)∪---食用可。定植・露地植え。
 山野に自生し山菜として食用にされる、野生種。これこそが、食用ギボウシとして山菜や栽培作物として “ウルイ” と呼ばれる。暖地よりも寒い東北地方の自生地では草姿が大型になる傾向がある。くせがなく食べやすい。わが地元の関東では冬場でも色々な野菜が栽培されているのと、多年草なので、数年間のあいだ、畑を占めてしまい単年作物に向かず、あまり重視されない野菜である。



 さて、これは、懐かしいものに出会った。地元のスーパーで値引きをされて売っていたもので、 ずいき(芋茎) である。里芋の茎を寒風にさらしてつくる。わたしにとっては幼いころに食べたもの、冬の保存食だ。球根はご存知の里芋で、当地では芋の子汁にして食べるが、ずいき は味噌汁や和え物の副食にする。
 

 わたしの今回の実家の千葉へのお土産は、地元の野の ふきのとう を既に摘んであり、ほかはすべてスーパーで購入。牛タンの端切れ、 湯通しこんぶ、 湯通し刻みめかぶ、南三陸町の養殖ものの 銀鮭 の切り身塩麹焼き である。これに うるい と ずいき を加えると、荷物としては結構な量になる。今の時代、お土産は土産物店で買うのが定番化しているのもおかしいが(実はお金を出してその地の産物を買うというのも正しい考えとも言えないのだが、理想は手作りかと思う)、なんだかこれは買い出しみたいである。
       
       
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ギボウシ・寒河江と天竜

2015年07月28日 06時31分21秒 | 食用のギボウシ
ここではギボウシの代表選手 寒河江 の画像をアップする。開花後である。一番、知名度のあるギボウシで私どもでも販売高ベスト3に入る。もちろん、かの国アメリカでも人気の高い見栄えのする品種だ。下段の 天竜 は花茎をスッーと伸ばしちょこなんと蕾を付けて開花の直前だ、シルバーグリーンの葉色、スマートな草姿、大きすぎてあいにくとデジカメのファインダーにとらえきれない。まあ、ご覧ください。
☆撮影日時:平成27年 7月20日(月曜日)10:00頃

***** ** ****** ** *****

     
●寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし)Hosta fluctuana‘Sagae’
(特大型大葉・広葉、黄白色覆輪・薄紫系白色花・花茎;長・結実;○:発芽率 優・・・芽出し; ・成長度;中・伸長時期;)------2000 Hosta of the yearを受賞。葉は波打つのが特徴。この品種は、山形県寒河江市の農家の畑で食用ギボウシを栽培中に見い出されたことはギボウシ愛好家の世界では有名、今ではアメリカをはじめとして鑑賞用のギボウシ№1になった。

        

        
●天竜
(大型大葉・濃緑色・薄紫色系花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・
芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。Hosta sieboldiana 'Tenryu' 天竜川沿岸で栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。食用可(うるいより美味)。

品種明細・価格表については、4/6付け のブログ最新記事をご覧ください。 

***** ** ****** ** *****

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
            
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食用向きギボウシについてですが・・・。

2014年05月12日 04時30分39秒 | 食用のギボウシ

 食用ギボウシ栽培について、書き込む。ギボウシは品種が多くてそれは花や葉を楽しむ鑑賞用の草花とされるが、そのなかの一部の品種はもともとは実用的に食材として利用されてきた経緯がある。
 現在、ギボウシは東北地方では山菜としていて換金作物として栽培され、出荷して市場に流通している葉菜類である。当地の関東地方ではあまり食卓にのぼらない野菜だ。食感や食味はほうれん草に似ていて食べやすくて癖がない。このギボウシは新芽や若葉の内がいいので収穫期間が短い、また、露地栽培やビニールハウスでの温床栽培でもこだわらない。しかし、一度、冬の寒さにあてないと以後の育ちが悪くなるので注意してほしい。
 食べられるギボウシには、基本的にはオオバギボウシ系が上げられます。 オオバギボウシ は コバギボウシ や ミズギボウシ と同じように、日本の山野に自生するギボウシの代表する原種ギボウシで数量も多い。ほかにも交配種の 寒河江 などの中葉・大葉系もOKですが、美味かどうかはいまだ不明のところである。ここでは5品種をリストアップしたい。ギボウシは、古来、山菜として野菜の代わりに利用されてきた経緯がありますが、ギボウシ好きとしては品種選択にはまだ不明なこともあります。皆さんの御意見をお寄せください。
なお、品種説明はわたし自身の栽培経験をもとにした、「品種別 栽培/出荷履歴・数量表(台帳)」にもとづく。

**** ** ****** ** *****
撮影日時:平成24年 5月11日(日曜日)14:30頃
            
●オオバギボウシ ¥ 400. 
Hosta Montana
(大型中葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;×:・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春---定植・露地植え)∪----山野に自生し山菜として食用にされる、野生種。これこそが、食用ギボウシとして山菜や栽培作物として “ウルイ” と呼ばれる。暖地よりも寒い東北地方の自生地では草姿が大型になる傾向がある。くせがなく食べやすい。わが地元では色々な野菜が栽培されているのと、多年草なので、数年間のあいだ、畑を占めてしまい単年作物に向かず、あまり重視されない野菜である。

            
●天竜 ¥ 950.
 Hosta sieboldiana 'Tenryu' 
(大型大葉・濃緑色・ 色系白花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。長野県の天竜川沿岸で見い出され栽培がなされていた品種。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。食用可(うるい[オオバギボウシ]よりも美味とされる)。
             
●寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし) ¥ 880.
Hosta fluctuana‘Sagae’
(大型大葉・淡黄緑色黄覆輪・白色花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・・・芽出し;遅・成長度;中・伸長時期;春、初秋)∪------2000 Hosta of the yearを受賞。
 この品種は、山形県寒河江市の農家の畑で食用ギボウシを栽培中に見い出されたことはギボウシ愛好家の世界では有名、今ではアメリカをはじめとして鑑賞用のギボウシ№1になった。

                           
●徳玉 ¥ 720.
Hosta tokudama
(中型中葉・濃緑色・ 色?系白花・花茎; ・結実;×○:発芽率? 優・良・不良 ・・・芽出し;中・成長度;中・伸長時期;春)

              
●長大銀(葉)(チョウダイギンバ・ヨウ) ¥ 750.
Hosta sieboldii ‘ChodaiGinba ’
(極大型大葉、カップ形・灰緑色、粉白、立ち性・ 色系白花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。天竜やKrossa Regalに似ている。切り葉に利用される。


【ギボウシの食用について】
☆特徴:
オオバギボウシ系    
  オオバギボウシ;葉が柔らかい。山採りや、ビニールハウスで栽培されている。
トウギボウシ系
  寒河江;
  徳玉;
  天竜;葉が肉厚。
  長大銀葉;葉が肉厚。
☆利用部位:
  新芽・若葉・葉柄・花・花茎
☆調理方法ほか: 
 ・そのままゆでてお浸しにする。
 ・酢の物にする。
 ・塩ゆでにして、マヨネーズをかけて食べる。
 ・卵とじにする。
 ・天ぷらにする。
 ・味噌汁の具にする。
 ・朝漬け。
 ・フリッター(揚げ物)。
☆栽培:
 ・展開する直前の長く伸びた若葉を利用する。
 ・若葉は株の約半分以下の分量を地際から切り取る。
☆その他
 ・営農栽培では軟白(土寄せによる)して出荷する。
 ・昔は救荒食材でたべられた。ギボウシの葉柄を干して保存食にした。
**** ** ****** ** *****

●今春の4/10付けブログ記事にて、ギボウシの購入方法につい案内中です。ほかの品種についての単価一覧表は、昨年の6/22付けのこのブログで公開しています。今年は、当分の間は価格据え置き予定。

●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
 同じように、今までの忌憚のないお客様の反応や評価についても、 [ギボウシ編---お客様の評価、お問い合わせ] で読むことが出来ますのでお暇な折にのぞいてみてください。 
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

**** ** ****** ** *****

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
            
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食用ギボウシの出芽の状況

2014年04月12日 05時35分10秒 | 食用のギボウシ
またまた、ギボウシの話題です。今回は食用ギボウシとしての用途です。
 そろそろ季節は春に到り、上段が オオバギボウシ の新芽が出そろった情景です。下段が上は3鉢が 天竜、下の3鉢が 長大銀葉 のポットでの生育状況です。芽から、葉が出ておらず根鉢のみから展葉する寸前が見てととれます。その時期はギボウシとしては一般的な4月上旬から中ごろになるかと見込まれます。食用目的ではくるまった葉柄が上まで伸びて葉を広げる直前に葉茎一枚ずつ刈り取ることになります。

 オオバギボウシ は積雪地帯や東北地方では古来から山菜として有名である。近年は山形あたりでは温室や露地で軟白栽培で‘うるい’として商用生産しているらしい。アクはなく独特のぬめりがありシャキシャキとくせがなくさっぱりしていて、野菜としてゆでたり軽く炒めたりと簡単に調理ができて重宝され、もっぱら、関東向けに出荷されている。調理方法としてはホウレンソウをイメージすると分かりやすい。
 わたしとしては 天竜 という品種がおすすめ、昨年は東北の勤め人を辞め実家の農業に励んでいる郷里の知人に4株を無料で提供した。これからの換金作物としてどうか、と提案したのだ。彼は休耕田の隅に植えたと聞いている。成功するかどうかの首尾を見守りたい。

撮影日時:平成26年 4月 9日(水曜日)11:30分頃
  

  

 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
撮影日時:平成26年 3月21日(金曜日)正午頃


 多量注文の際は、あらかじめご相談ください。
 単価一覧表は昨年の6/22付けのこのブログで公開しています。どうぞ、ご検討ください。

**** ** ****** ** *****

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
            
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食用ギボウシの提案内容です。

2013年03月27日 13時58分53秒 | 食用のギボウシ

 これは、千葉県柏市内のH園芸さんあての提案内容です。食用ギボウシの各品種をまとめたものですが、今までギボウシの成長段階や発送荷姿を検討しておりまして連絡が遅くなりました。どうぞ、食用ギボウシの新芽や根株の現物画像をご確認ください。正直に言うと適正な価格設定に迷っていたところですが、とりあえず昨年のブログ記事6/4付けに従った価格になります。
 また、花オクラの種子は同時にお送りさせていただきます。
  ****  ****  ****  ****
1.天竜  2株5芽 
2.徳玉  1株5芽 
3.寒河江 1株1芽
4.オオバギボウシ 3株8芽
5.長大銀葉  2株3芽

  ****  ****  **** 
※鉢上げ後、養生期間を置いて発送しております。総数量は9株23芽、荷姿は掘り上げた状態のまま です。なお、発送時には配達日時を連絡いたします。
 私どもの場合はすべて鉢による直接栽培品です。今の時期は地上部のみで4月上旬に新芽が出そろいます。根株を重視し細根を傷めてないので、着荷後、露地へも即時植え付け可能です。また、お送りする荷姿は、仮の状態ですのであらかじめご理解ください。
 お手数ですが、各品種の特徴や調理方法については 1/21付けブログ記事をご覧ください。
 毎度、ブログを見ていただきありがとうございます。詳しくはメールにてご案内します。
 ブログの最新記事を見てご検討くださるようご案内します。
 以上よろしくお願いします。
 
撮影日時:平成25年3月27日(水曜日)07:00頃
              

 ※今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。

 ※ギボウシの詳細な単価・購入方法については、その内容が長文になり恐縮ですが、どうぞ昨年の 6/4付けブログ記事をご覧ください。

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
              
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花オクラと、食用ギボウシ栽培について

2013年01月21日 06時03分57秒 | 食用のギボウシ

 先日、千葉県柏市内のHさんから花オクラの種子について問い合わせがあった。花オクラは花びらを食するが、わたし自身はあざやかな黄花を鑑賞している。じつは、花オクラは昨年、ブログ9/23付けで書き込んでいるので開花状況をご覧になっていただきたい。この植物の形態は野菜である通常の実オクラに似ているが全体的に数倍の大きさである。本種はどうやら発芽が遅くてそのあとは急速に伸びていき初秋ごろに花を着ける。生育特性で見ると、陽地性であり、きわめて根張りがしっかりしていて水はけが良くて肥えた土壌を好むようだ。
 Hさんご自身は、手造りのホームページを開設されていて、拝見するとその業務内容がよくわかる。Hさんは大々的に展開する野菜栽培農家のようで出荷目的の野菜生産とともに、別に専業農家向けの野菜苗の栽培もおこなっている。
 アクセスはわたし共と近いが、花オクラの種子の授受の手段については、再度ご連絡をお願いしたい。

 ついでにここでわたし自身のギボウシへの思いを申し上げたい。食用ギボウシ栽培について、興味のあるかたはご連絡を願う次第である。ギボウシは東北地方では山菜としていて換金作物として栽培され、出荷して市場に流通している葉菜類である。当地の関東地方ではあまり食卓にのぼらない野菜だ。食感や食味はほうれん草に似ていて食べやすくて癖がない。このギボウシは新芽や若葉の内がいいので収穫期間が短い、また、露地栽培やビニールハウスでのポット栽培でもこだわらないが、一度、冬の寒さにあてないと育ちが悪くなるので注意してほしい。
 食べられるギボウシには、基本的にはオオバギボウシ系が上げられます。 オオバギボウシ は コバギボウシ や ミズギボウシ と同じように、日本の山野に自生するギボウシの代表する原種ギボウシで数量も多い。ほかにも 寒河江 などの中葉・大葉系もOKですが、美味かどうかはいまだ不明のところである。ここでは5品種をリストアップしたい。
 ●以下の説明はみずからの栽培経験をもとにした記述である。なお、今春には株分けによって出荷数量が2~3倍に増える見込み。いつかは具体的な調理方法を公開したいものだ。

 以前撮った写真は葉焼けやアングルのまずさが食味をそいでいますが、その辺のところはよろしく。なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

撮影日時:平成23年5月5日(木曜日)10:30頃

●オオバギボウシ Hosta Montana
(大型中葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;×:・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春---定植・露地植え)∪----山野に自生し山菜として食用にされる、野生種。これこそが、食用ギボウシとして山菜や栽培作物として “ウルイ” と呼ばれる。暖地よりも寒い東北地方の自生地では草姿が大型になる傾向がある。くせがなく食べやすい。わが地元では色々な野菜が栽培されているのと、多年草なので、数年間のあいだ、畑を占めてしまい単年作物に向かず、あまり重視されない野菜である。
240509出荷→1 計 14株


●:天竜 Hosta sieboldiana 'Tenryu' 
(大型大葉・濃緑色・ 色系白花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。長野県の天竜川沿岸で栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。食用可(うるい[オオバギボウシ]よりも美味とされる)。
⇒21.0vp—5 15.0vp—1   計 6株

●寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし) Hosta fluctuana‘Sagae’
(大型大葉・淡黄緑色黄覆輪・白色花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・・・芽出し;遅・成長度;中・伸長時期;春、初秋)∪------2000 Hosta of the yearを受賞。
 この品種は、山形県寒河江市の農家の畑で食用ギボウシを栽培中に見い出されたことはギボウシ愛好家の世界では有名、今ではアメリカをはじめとして鑑賞用のギボウシ№1になった。
230605出荷→1 計 4株

●徳玉 Hosta tokudama
(中型中葉・濃緑色・ 色?系白花・花茎; ・結実;×○:発芽率? 優・良・不良 ・・・芽出し;中・成長度;中・伸長時期;春)
230605出荷→1 計 3株

  ≪撮影:平成23年 5月30午後5時頃≫
                
●長大銀(葉)チョウダイギンバ・ヨウ) Hosta sieboldii ‘ChodaiGinba ’
(極大型大葉、カップ形・灰緑色、粉白、立ち性・ 色系白花・花茎;長・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春?)----トウギボウシ。天竜やKrossa Regalに似ている。切り葉に利用される。
⇒21.0vp—3  計 3鉢


【ギボウシの食用について】

☆特徴
オオバギボウシ系    
  オオバギボウシ;葉が柔らかい。山採りや、ビニールハウスで栽培されている。
トウギボウシ系
  寒河江;
  徳玉;
  天竜;葉が肉厚。
  長大銀葉;葉が肉厚。 
 
☆利用部位:
  新芽・若葉・葉柄・花・花茎

☆調理方法ほか: 
 ・そのままゆでてお浸しにする。
 ・酢の物にする。
 ・塩ゆでにして、マヨネーズをかけて食べる。
 ・卵とじにする。
 ・天ぷらにする。
 ・味噌汁の具にする。
 ・朝漬け。
 ・フリッター(揚げ物)。

 ・展開する直前の長く伸びた若葉を利用する。
 ・若葉は株の約半分以下の分量を地際から切り取る。
 ・営農栽培では軟白(土寄せによる)して出荷する。
 ・昔は救荒食材でたべられて、よく葉柄を干して保存食にした。

※今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。

 ※ほかの品種のギボウシの単価・購入方法については、その内容が長文になり恐縮ですが、どうぞ 6/4付けブログ記事9/3付けブログ記事をご覧ください。

 ※購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は、ハンドルネームにて下段のコメント(0)をクリックし書き込むか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。再確認を必要とされる場合がありますので、その際は、社会マナー上最低限必要な、氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は厳守することを確約いたします。
 なお、ダイレクトな連絡先のメールアドレスは hah05551@ams.odn.ne.jp になります。
             
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食べられるギボウシの今の姿です⑨・・・7月11日編

2011年07月13日 04時19分20秒 | 食用のギボウシ

 食べられるギボウシには、基本的にはオオバギボウシ系が上げられます。 オオバギボウシは コバギボウシや ミズギボウシと同じように、日本の山野に自生するギボウシの代表する原種ギボウシで数量も多いです。ほかにも 寒河江や などの中葉・大葉系もOKですが、美味かどうかはいまだ不明のところです。ここでは5品種をリストアップする。葉焼けやアングルのまずさが食味をそいでいますが、その辺のところはよろしく。明春には調理方法を公開したいもの。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

撮影日時:平成23年7月11日(月曜日)05:00頃


●オオバギボウシ
(大型中葉・濃緑色・淡紫色系白花・花茎;長・結実;×:・・・芽出し;早・成長度;中・伸長時期;春---定植・露地植え)∪----山菜として食用にされる、野生種。  計 14株 【販売予定:数量・価格⇒ 00株・000円】
 これこそが、食用ギボウシとして山菜や栽培作物として “ウルイ”と呼ばれる。暖地よりも寒い東北地方の自生地では草姿が大型になる傾向がある。くせがなく食べやすい。わが地元では色々な野菜が栽培されているのと、多年草なので、数年間のあいだ、畑を占めてしまい単年作物に向かず、あまり重視されない野菜である。


●トウギボウシ(品種名:天竜)
(大型大葉・濃緑色・ 色系白花・花茎;  ・結実;×○:発芽率?優・良・不良・・・芽出し;?・成長度;早・伸長時期;春?)----Hosta sieboldiana 'Tenryu' 長野県の天竜川沿岸で栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。食用可(うるい[オオバギボウシ]よりも美味とされる)。計 1株


●寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし)(AHGA Hosta Of The Year 2000 H. ‘Sagae’)
(大型大葉・淡黄緑色黄覆輪・白色花・花茎;中・結実;○:発芽率 優・・・芽出し;遅・成長度;中・伸長時期;春、初秋)∪ 計 12株
 この品種は、山形県寒河江市の農家の畑で食用ギボウシを栽培中に見い出されたことはギボウシ愛好家の世界では有名、今ではアメリカをはじめとして鑑賞用のギボウシ№1になった。

●徳玉
(中型中葉・濃緑色・ 色?系白花・花茎; ・結実;×○:発芽率? 優・良・不良 ・・・芽出し;中・成長度;中・伸長時期;春)  計 1株


●今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
●今年の出荷内容は、7/5付け・平成23年度下半期版ギボウシ販売開始をご覧ください。なお、今年は単価面では昨年より20%カットで価格を調整中、品種カタログを所望の方は現在作成中ですのでしばらくお待ちください。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせをしていただく場合、事前に左欄のカテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。

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食用にするギボウシを植え付ける

2010年11月21日 04時50分48秒 | 食用のギボウシ
もう、11月の下旬、日中の最高気温は18℃を下回りうす曇りの日々がつづく。そろそろ街では年末の売り出しが始まった。

 ところで、わたしは以前から食べ物は自給自足が一番いいと考えていて、出来たてを食べるのではなくその成り立ちを見つつ口に入れるのが最上だ。必ずしも並べている店先でものを買って食べるのはそんなにいいことではないと思うようになってきている。単に商業主義に左右されているだけでつまらない。わたしにとって、ここ数年が特にそうだ。かなりの心境の変化である。
 今年は、春先のタラの芽、タケノコ(孟宗竹、唐竹)掘りに始まって、栗拾い、百合根掘り、柿もぎ、それにこれから最盛期になる銀杏拾いを、我ながら一所懸命におこなう。千葉では盛んな 自然薯掘りも知人から誘われていて、わたし道具を持たないが、今、どうしようか思案中である。ほかに栄養価の高い木に成る成り物では、椎の実、榧の実を探しているがこの近辺ではこの樹木が少なくて残念だ。蕗の薹はある人からもらった、ヤマウドはいまだ未挑戦だ。
 わが家では野菜栽培はこの夏にきゅうりが大量に収穫できて、忙しく毎朝もいでいた。ちなみに長年の花茗荷はいつも食べきれなくてほかへお裾わけしたもの。現在、水菜、小松菜、さやえんどうを育てている。庭のどこでも生えるオオバ、ニラなどの香辛料野菜は毎回のように食卓にのぼる。ゼンマイは苗の値段が高かったが、夏に園芸専門のホームセンターでもとめた。そして先日紹介した食用菊である。
 ほかに欲しいのは、大好物のクルミ(鬼胡桃、菓子胡桃)だが、気候のせいと大木になるのでこちらでは栽培、果実の採取が難しそう、ナツメはいい。しかし、近いうちにゴマやエゴマはなんとか育ててみたい作物だ。

 この オオバギボウシ(うるい)、クサソテツ(こごみ)は今年初めて食した。クサソテツは葉を大きく広げてスペースを取るし、ギボウシならいいだろう。特に美味と噂される同じ食用ギボウシの “天竜ギボウシ”の増殖はまだまだこれからだ。
 それに味をしめて、先ごろ11月7日、食べるための オオバギボウシを増やす作業をおこなう。花壇の中に オオバギボシを一列に定植した。この様子を下のつたなく雑然とした内容の画像でご覧いただけるが、家屋ぎりぎりの畝づくりでなんだかちょっと厳しいものがある。露地のものを掘り起こしポットのものを分蘖して、計14株である。土壌自体は耕耘するとやわらかくて腐葉土が含まれていいのだが、生憎と虫除けで撒いた消石灰が残っていて具合がよくない、が、ままよと、わたしは構わず植え付ける。(オオバギボシは、本来、日本原産の酸性土壌を好む多年性植物だ、アルカリ性へ中和しては逆効果と思われる。)
 ともあれ、来年の収穫時期、4月の芽出しが楽しみだ。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 現在、ギボウシは公開販売中です。どうぞ、7/15付けの下の記事をクリックしてご覧ください。そして、購入をご検討ください。
 夏、初秋向けぎぼうしの販売価格です!!---平成22年下半期
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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ギボウシ、「天竜」を入手する

2010年06月11日 09時30分42秒 | 食用のギボウシ

 先日のギボウシ展の即売場で、探していた待望の品種 「天竜」を入手した。その目的は “うるい”として知られるが、食用に供するためである。お値段は、千円とちょっと高い。なかなか、原種のギボウシ群やこの手の品種はホームセンターや市場では出回らず、見つからないのだ。(画像の中の右側は満開の西洋金糸梅です。)

 ◎トウギボウシ(品種名:天竜): Hosta sieboldiana 'Tenryu' 長野県の天竜川沿岸で栽培されていたもの。葉丈1m以上で花茎は2mを超える、超大型種。  
 (大型大葉・濃緑色・ 花・・・芽出し;?・成長度;早・伸長時期;春?)

 わたしは、この春からの山菜がマイブームになっていて、タケノコ(筍掘りに4度も行った!)、コゴミ、タラノメとたべている。 ヤマウドはいまだ体験じまいだが、今は真竹(唐竹)のタケノコが収穫の時期にあたり採りに行かなきゃあと、実はそわそわしている。
 この間は、ついでに 「ゼンマイ」も園芸店から購入し、自家性の堆肥をいっぱい入れて21.0cmのビニールポットに植え付けたほどである。その頃にまとまった量の原種の 「オオバギボウシ」の草茎も食べたのだが、野菜に負けるとも劣らず、なかなかいい味だった。
 しかし、どうも調べてみると、もっともっと、この品種の、「天竜」の方がおいしいらしい。
 さあ、このギボウシはどういう性質なのか、探っていく。これからどんどん増やさなければなあ。

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