うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ぎぼうしの株分け、第一回目

2010年04月29日 04時10分49秒 | ぎぼうし栽培日記

 おもにぎぼうしの株分けを、先日、おこなった。
 玄関のコンテナガーデンの入れ替え、それに家庭菜園ぽいのだが、きゅうりや つるありいんげんの植え付け、さやえんどうの支柱直し、ミョウガ畑の整理の後の作業である。
 一日目はまあまあの天気、06:00~11:30と15:30~18:30の時間、さすがに夕方の7時近くはうす暗い 。二日目は 09:00 ~15:30までのぶっ続けで昼飯抜きである。始めるにあたって、雨が降る前にと思っていたが厳しい。なんとか、終わらせようと最後は小雨の中を作業する。

 これはギボウシについて言えるのだが、原種系品種は一般的に芽出しは早い。それに反して、パトリオット・ビッグダディ・寒河江・徳玉、と一部イギリスで交配したとおもわれるギボウシは芽出しが遅く初期の生長が遅い。だが、実は、この品種群は伸び出したら中休みもなしに一気に大きくなる傾向があるのだ。言ってみれば、スロースターターで追い込み馬(?)である。
 親株は8号プラスチック鉢や 21.0cm ビニールポットで育成して、分離した子株は 10.5か12.0cmvpに植え付けている。経験的にこの仕方が合理的であるとおもう。
 ところで、ギボウシの地下部の根については、まだここに書きこむほどのデータや知見をまとめていないが、実は、植物体としては地上部と根系のボリュームがバランスいいとは言えない特性をしめしている。
 このときに作業をした品種数は、結果的に10種であるが、今回は昨年来搬入した新入りや、原種系のものを増やしたものである。
 品種としては、 ・津軽小町 ・覆輪白洋 ・ステンドグラス ・アルボマルギナータ ・シェイドファンファーレ ・メディオバリエガータ ・スウィートスーザン ・ドレスブルース ・ロイヤルスタンダード ・ハルシオン 、の合計30株である。

 所狭しの作業場所。箕、鋏、移植ごて、土入れ、それに赤土、自家製の堆肥や培養土がある。奥のプラグトレイに、去年播種した幼い苗が見える。これは推測だが、成苗になるまでは最低限2年は必要のようだ。
     
 株分けし終わったばかりのギボウシ、これから各鉢ごとに弱いシャワー状の灌水をして姿を整える。左上部のプラグトレイはこの4月上旬にギボウシの種を蒔いたもの。
     

 じっーと蹲踞と胡坐の姿勢で作業を続けると、さすがに、二日目には二の腕よりも腰が痛くなった。この中でうっかりして、シェイドファンファーレ(上段) と ステンドグラス(下段) は株の切り分けに失敗して挿し芽(葉挿し)にした。今後の様子を見ないと何とも言えないが、多分、時期・ギボウシの伸びから判断すると十分に発根する可能性がある。
     
     
 ちなみに、ギボウシは大型品種より小型の方が芽の数が多い。今回増やして数量の多かったのは 津軽小町6株、それに ドレスブルース5株 になる。次回はギボウシの品種のなかでも、遅い芽出しのもの、それに葉の開き具合を見て株分けをおこないたい。

 おっとっと、ギボウシの売れ行き状況によりますが・・・・・!!
     

 今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
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