うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

庭先で春を詠む、8句

2008年04月29日 07時23分20秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

     ・こころ濁る 気をうしないし菜の花や

     ・おぼろ夜や 丹色のせて立つ 虞美人草

    はかなげな諸葛菜を屈んで見つ、
     ・無骨な面立ち 紫紺の花びらこぼれ咲く

     ・つややかに 菫ほころぶ 小さきしじま

    今年初めて、姫林檎も咲いた日、
     ・温かし 白い花束まとう 小夜時雨 

     ・赤蛙 遠きにうごめきおり 春霖

    雪柳にとりかかる雀を見て、
     ・春日和 実をついばみたり すずめ急く

     ・躑躅咲き 人の間のせわし 春の往く日
 
           

コメント (2)
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