うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

庭の草取りでもしてみるか!

2008年04月01日 06時51分51秒 | 個人の庭・エクステリア

 どこのうちでも庭の草取りは嫌がる、それは当然の話。新築した戸建て住宅では庭につながる敷地の地べたを裸にしておくと、すぐに雑草が生える。犬走りや軒内などは通常、土間コンクリートや石貼り仕上げにするがそれでもほったらかしにするとその隙間をめがけて発芽し伸びてくる。
 数ヶ月の間、雑草をとらずそのままにして観察していくと面白いことに気がつく。当然雑草の数も多くなり草丈も伸びてくるが、根元の土が乾燥して固くなってくるのだ。やがて、雑草の種類が変わってくる。樹木がいつのまにか伸び始めてくる。
 それもイネ科の多年草が多い。ロゼット植物と似ていなくもないが、これは冬場になると地上部が枯れるあの草だ。この科の特徴は、たけのこの超ミニチュア版の地下茎が地中に縦横無尽にはりめぐらし繁殖している。やっかいなほど、強健な性質だ。
 雑草も植物だから花をつけ実をむすぶ。その時期を言えば、雑草の過半数は春から七夕ぐらいにあたる。だから、実をむすぶ直前に除草作業を効率よく集中させた方がいい。春夏秋冬、移り変わる気候のなかで、季節的には7月中旬の梅雨明けの前後がもっとも効果的である。
 手で抜く場合のコツをあげると、雨上がり後がそれほど力を入れなくとも簡単に抜ける。少々水に濡れるが、それこそ、根こそぎだ。抜いたら根の土を払い、コンクリートの土間とか土のないところに放置し乾燥させて枯死させるのだ。それから処分する。
雑草は一般的に酸性土壌に育ち、アルカリ性に弱い。皆さんは地ごしらえの時に、畑に白い苦土石灰を撒き耕しているのを一度は見たことがあると思う。野菜は概して(原産地が海外の国々のものが圧倒的に多い)、中性、アルカリ性の植物だ。その意味では、野菜の生育環境を改善していると同時に雑草防止も兼ねている。これは結果的に日本の自然土壌が持っている性質を中和させているのである。
 
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コメント (7)
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