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うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

庭先で春を詠む、8句

2008年04月29日 07時23分20秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ

     ・こころ濁る 気をうしないし菜の花や

     ・おぼろ夜や 丹色のせて立つ 虞美人草

    はかなげな諸葛菜を屈んで見つ、
     ・無骨な面立ち 紫紺の花びらこぼれ咲く

     ・つややかに 菫ほころぶ 小さきしじま

    今年初めて、姫林檎も咲いた日、
     ・温かし 白い花束まとう 小夜時雨 

     ・赤蛙 遠きにうごめきおり 春霖

    雪柳にとりかかる雀を見て、
     ・春日和 実をついばみたり すずめ急く

     ・躑躅咲き 人の間のせわし 春の往く日
 
           


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ワタシも見習いたいです (ゆさこをゐち)
2008-04-30 16:14:12
こころ濁り 気をうしないし菜の花や

ワタシはこの句に自分を振り返ってしまいました。
参考になりました。
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なかなか、こういう気分には・・・ (うざね博士)
2008-05-01 07:06:29
 いつも、コメントありがとう。貴ブログも欠かさず見ていますが、矢継ぎ早の更新についていけなくています。ごめんなさい。

 ところで、これは朝方、毎度の庭を見回って思い立って、バタバタと駄句を作ってみました。実はなかなか、こういう気分にはなれません。理想ですが、いつかは心に余裕があれば角川書店の歳時記を読み耽りたいとは思いますが。
 UPした作品に、また推敲を重ねていますのでご承知おきください。
 また来てください。
   
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