どこのうちでも庭の草取りは嫌がる、それは当然の話。新築した戸建て住宅では庭につながる敷地の地べたを裸にしておくと、すぐに雑草が生える。犬走りや軒内などは通常、土間コンクリートや石貼り仕上げにするがそれでもほったらかしにするとその隙間をめがけて発芽し伸びてくる。
数ヶ月の間、雑草をとらずそのままにして観察していくと面白いことに気がつく。当然雑草の数も多くなり草丈も伸びてくるが、根元の土が乾燥して固くなってくるのだ。やがて、雑草の種類が変わってくる。樹木がいつのまにか伸び始めてくる。
それもイネ科の多年草が多い。ロゼット植物と似ていなくもないが、これは冬場になると地上部が枯れるあの草だ。この科の特徴は、たけのこの超ミニチュア版の地下茎が地中に縦横無尽にはりめぐらし繁殖している。やっかいなほど、強健な性質だ。
雑草も植物だから花をつけ実をむすぶ。その時期を言えば、雑草の過半数は春から七夕ぐらいにあたる。だから、実をむすぶ直前に除草作業を効率よく集中させた方がいい。春夏秋冬、移り変わる気候のなかで、季節的には7月中旬の梅雨明けの前後がもっとも効果的である。
手で抜く場合のコツをあげると、雨上がり後がそれほど力を入れなくとも簡単に抜ける。少々水に濡れるが、それこそ、根こそぎだ。抜いたら根の土を払い、コンクリートの土間とか土のないところに放置し乾燥させて枯死させるのだ。それから処分する。
雑草は一般的に酸性土壌に育ち、アルカリ性に弱い。皆さんは地ごしらえの時に、畑に白い苦土石灰を撒き耕しているのを一度は見たことがあると思う。野菜は概して(原産地が海外の国々のものが圧倒的に多い)、中性、アルカリ性の植物だ。その意味では、野菜の生育環境を改善していると同時に雑草防止も兼ねている。これは結果的に日本の自然土壌が持っている性質を中和させているのである。
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最近信州に移住計画を持つ方の住居計画をしていますが駐車場部分は雑草地になっても良いと言われました。芝生の代わりにクローバーを撒いたこともあります。感覚が変化してきたのでしょうか。少し雑草にも生きる道が出てきたみたいです。
やっと、わたしの担当分、3月末でゴルフ場の工事も終わりました。これから10月中旬のオープンに向けグリーンなどの芝の育成期間になります。
それと、ボランティアですが、地元の雨水調整池の補修計画PJのリーダーとして年内は動くことになりそうです。
実は、ひさしぶりに3/28,31と貴ブログに書き込んだのでしたが、掲載されませんでした。何度もやったのですが、どうしたのかな。
クローバーはマメ科植物ですから施肥いらずで土木造成的には有効な植物ですが、自然の中に逸脱すると生態系を乱します。もっともこれはマクロな話。
自然条件的には種よりもアミーバー状に根が分けつして繁殖していきます。
ところで、雑草を嫌うのは都市近郊の住宅地の方が多いですね。特に庭の雑草にはかわいげのないものが多いですから。
信州はこれから桜が咲き、落葉松などの芽吹きが綺麗になるころあいですね。仕事第一ですが、生き生きとして楽しいサイトにも登場させてください。
このジャンルをしばらく続ける予定ですのでよろしくお願いいたします。
気をつけます。
仕事に追われ心の余裕がないのでつい仕事のことしか
書くことがなくなり・・いけませんね。
これから信州の春のことも書くようにしたいと(その前に心の余裕ですね)思います。
ブログのコメント。。
最近調子が悪いみたいです。
根気よくやって頂けると大丈夫だと思うんですが。
木の芽時、端境期、最近は他人目を気にして冷静を装いながらも妙に多忙です。
こんなにも心身、精神が混乱しているかなどと、ここ当分はいろいろ忙しそう。親からもらった頑健な農民出身の体、外見とは大きく異なる緻密な頭脳を誇っていたのに。
クローバーとかニセアカシアなどは帰化種になりますので、いちおうは生物多様性の視点から見ても本来邪道と思われます。
ご存知でしょうけれども、ご当地の落葉松は立派な郷土種です。
次は季節と花の色を書き込む予定です。
では、では、それでは。
昨日ワタシの処に、最近顧問先になった「若い兄弟庭師」が事務所に遊びに来ました。
ホームページ作成を一時断念してた話を聞き早速うざね博士さんのブログとホームページを見てもらった所「大興奮!」
「お見本」としてこれからも見させて頂くとの話でした。
まずはご報告を兼ねて・・・・
ホームページの作成が完了したら、ぜひ拝見させてください。
貴ブログのめげない意欲と、世相を読み解くシャープな分析内容に、毎度お伺いさせていただいています。
では、ではでは。