歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

ガンガン11月号

2004年10月13日 | ◆新刊読んだ!
鋼の錬金術師
ガンガン11月号、読みました!

今月も読む価値ありのお話でした!
実は軍部vsホムンクルスが一段落で、今月はコミカルに一息入れるお話かなと思っていたんですよ。ラッシュバレーの攻防(パニーニャ登場の)とか、東方からの使者(メイ・リン登場の)、とかみたいな。
いやいや、それがなかなか。
前回からの締めと、今後への展開。
黒と青の話が底に闇を感じさせて終わり、金とスカイブルーが謎とわくわくを期待させてはじまる。
建物と暗がりのセントラルから、広い空の、東方へ。



まず、印象に残ったのは。
クセルクセスの遺跡の神殿跡。エドが見上げる、崩れかけた壁の紋様。
あの紋章はグリフォン? 獅子の体に鷲の翼。知識の象徴。
シン国の紋章が鷲や鳳凰だとまた、興味深いのだけど。


シン国つながりで、メイ。駅ですれ違ってましたね!
そういえば、7月号表紙、学園物エドのアクセの、アルとパンダ。あのパンダはシャオメイだったんか!
やっぱり、マスコット系だ、アル。


アル。
や、目立ってるどころじゃないだろ! とか、そう流すフュリーもただモンじゃないなとか、ウィンリィが腕くっつけらんないの?そこまで兄貴頼りも危なっかしすぎるよとか、あるけど。
アルの最後の台詞は、子供であることをすごく肯定しているのだと思う。

それと。
アルバム。
今まで漠然としてた年数がいろいろはっきりしました。が、きっとどこかのファンサイト様が年表を作ってくれるので、あんまりちゃんと数えていません。
それより。
アルが生まれたのが00年。そうか、アルの年が基準なんだ。


ホーエンハイム。
うーん、うーん。今まで、お父様のっといこーるホーエンハイム、と考えていたのですよ。
でも、いこーるだった。
エドとアルは、普通の男の子でいてほしかったんだなあ、私。と、気付く。

ホーさんは息子が人柱と知っているんですよね?下の息子は空洞の鎧ということも。
さて?
謎がまた一枚めくれて、その下にまた、謎が待っている。



軍部。
ラースこと、大総統。
彼もまた、謎。冷酷なだけなのか。いやー。冷酷だけ、じゃないだろう。それじゃ面白くない。憤怒だもの。何かに憤っているはずだ。

どっちにしても、マスタングには過ぎた相手。
一時の勝利にも、安堵させない。
直接対決のドキドキ怖いんじゃなくて、いつも背中に張り付いている怖さ。床板一枚下は闇、ってやつ。
これは、ひっぱるだろうな。ヘタすると1年くらい。わーん、リザ~!!!

いや、作者、リザは殺さないと思うけど。
つか、編集が殺させないだろうとか穿った見方をする嫌な大人の読者を欺くためにもあの大総統の台詞だろうとは思うけど。
しかし。



で、ハボ。
安心させといて、すっ、と冷やす。あー、戦線離脱か。だよな、無傷で済むはずないものな。

機械鎧、つけるかな?と考えてみた。
つけないだろうな。
神経が麻痺してたら使えないし。ハボのベッド下にチューブが伸びてたじゃん?あれきっと導尿管。下半身麻痺ってことは、つまり・・・ハボ、女運、可哀想過ぎるっ!!!!

でなくてもだ。
動かせなくても、足はついている。
その足を切断してでも、生身の体を切り取ってでも、義足をつけるか。
これって、すごく難しい問題だと思う。だから、物語り世界だけで考える。あくまでも、漫画の世界で。
んで。
ハボックは、足を切って機械鎧をつけてでも、立って歩こうとする、キャラじゃないから。
リザならそうするだろうけど。
だから、ハボは機械鎧をつけることなく、退場だ。寂しいけど。



砂漠を行く少佐の馬がすっげ可哀想だった(笑) あの馬の汗は、ちょっと無理があるよなあってな作者さまの汗だったりするんだろうか。
ロス少尉はさすが少佐の部下です。



次号がまた、楽しみだ!



でも、DX回収の謝罪はやっぱりちゃんと、載せてほしかった。間に合わなかったのかな。と思いたいな。
公式サイトでも何も言っていないけど。


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