歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

「サンデーGX」読んだ!

2005年07月26日 | ◆新刊読んだ!
「鋼の錬金術師」の作者
荒川弘さんが読み切り描いてる、「サンデーGX」読みました。
読み切り「RAIDEN-18」も面白かったけど、それ以上にインタビューとFAXが!面白かった!!!
さすが荒川弘!これこそコメディメイカー!!
いつか、こつこつ粘って読み切り集めてサンデーコミックスを出すことになったら、絶対このページも収録してくださいね、小学館様!

読み切り漫画はね。
ぱっぱかぱー!って浮かんだ好きなもの、がーって描いた!って感じ。
楽しそう♪ 後ろのモブの書き込みがすごい細かいの(笑)。お墓の形が色々でさ、それこそ青山墓地に行って下調べとかしたんじゃないかしらー(笑)。

うん。スケジュール的にはすっげきついよねえ?
何を好き好んでこの一番忙しい月に二本も描くか!?って、読み手でさえ思うもん。描いてるご本人はきっともっと「やっちまったー!」って思ったんじゃないかなあ?(笑)
でもね。
鋼って、根っこ重いし基本マジメだし、気合いれて描かなきゃならない話だと思うから。
こうゆう、ガス抜きの、力の抜けた話、時々描いたらいいなと思う。
牛さんってとても精神が強い方だと感じるけど、でもアニメ化で大人気作で劇場版で、出版社の売上の何割かを背負い続けてらっしゃるんだもん。
疲れると思うんだ。
だからこそ。
こういう、馬鹿で気楽で楽しい話、それを他社で描くのって、いいなって思う。
時々描いてさ。
そんでまた、鋼に向かってほしいな。

きっとさ。「やっちまったー!でもやるしかねー!」って、そんな勢いで立ち向かったんだと思うんだよ。FAX漫画のオチのように!!
んーも~!牛さんラヴvvv


それとね。
思いがけずの喜び。
サンデーGXって雑誌、面白いの!
ジーン・Xって、遺伝子・謎 ってニュアンス?うん、定形外な感じの漫画が色とりどり形さまざまで、楽しー!
何しろ、カラー色紙プレゼントが、他の作者さんの漫画のイラストなんだよ?
そんで裏表紙めくっての所の広告が、同人屋さんの「とらの穴」!
その「自由さ」が分かる感じ。

どれも連載だから話の前後なんてわかんないんだけどさ。
でも、面白いものは面白い。うん。
じゃあ来月号も買うかっていうと、買わないんだけど…スミマセン;
でも、私の脳味噌に「サンデーGX」という雑誌はしっかりとインプットされました。

もし、「鋼の錬金術師」がこの雑誌に掲載されていたら、雑誌発売日が今よりもっと楽しみだったろうな。
せっかく買うんだもん。本当は、ガンガンだってもっと楽しみたい。でも、あの厚さの中に、私が私の時間を費やして読みたいと思う話が、あんま、無い。
それってすごく残念。
でも、「鋼の錬金術師」がこの雑誌の連載だったら、今のような大人気作にはならなかっただろう。メディアミックスとか露出とかそうゆうのは、さすがスクエアエニックスだから。
そうしたら私もこの漫画に出会わなかっただろう。うーん。

もしも、なんて、出してもしょーがない単語なんだけどね。

ともかくも。サンデーGX、面白くて楽しかったよ!


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心底同意 (さや)
2005-07-27 01:38:44
こんばんは。とうとうGX読まれましたか。面白かったですよね☆大透きですあのノリ。



今回、歌猫さまは私の思っていることをズバリズバリと言ってくださった!



>でもアニメ化で大人気作で劇場版で、出版社の売上の何割かを背負い続けてらっしゃるんだもん。



>でも、「鋼の錬金術師」がこの雑誌の連載だったら、今のような大人気作にはならなかっただろう。メディアミックスとか露出とかそうゆうのは、さすがスクエアエニックスだから。



心底「ですよね!私も思ってた!!」でした。さすがスクエニという気持ちと、これだけ鋼が世に氾濫して、原作者の方のうれしさとそれ以上のプレッシャーときたらどんなものなのか、想像も出来ないというか。



我らファンとしては、出来る限り荒川先生の足手まといにならない範囲で、あの世界観を享受させていただければ重畳といった感じでしょうか。うまくまとまらなくてごめんなさい。

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心底、ですか! (歌猫◆管理人)
2005-07-27 23:48:30
さや様こんばんは。心底、なんて、トーク書きとして最高なお言葉を頂きまして、ありがとうございます!

さや様のレビューも拝読しておりました!だからFAXは期待いっぱいでページをめくりました。そんでヤッター!って思いました!(笑)



何かね。アスリートみたいだよなあ、って思うんですよ。

世界選手権とかになるとガーッとメディア露出して物凄く期待とかされちゃってファンがいっぱいできちゃって、でも実際のところはすっごい地味、という所が。

そんで、プレッシャーを避けるんじゃなくて正面から受けとめちゃる!その為には更に練習!(=描く!)っていう姿勢が。

プレッシャーが最大になるだろう今月に二本、って、偶然じゃなくて、荒川さん自らそうしたんだろうなー。



スクエニではプロフェッショナルの仕事しかできないから、ああいう大学マン研(マンドラゴラ研究会ではない)なノリの雑誌で趣味満載お楽しみ漫画を、時々描いたらいいですよね。頑張れサンデーGX編集部!
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Unknown (さや)
2005-08-05 14:44:23
コメントのお返事いまさらですが…

「アスリートみたいだよなあ、って思うんですよ。」のお言葉に深く考え込んでしまいました。

「プレッシャーが最大になるだろう今月に二本、って、偶然じゃなくて、荒川さん自らそうしたんだろうなー。」

ほんとですよね…。あえて自らを厳しいところへ追い込んでいき、結果を出すという、まるでスポーツ選手みたいですよね。毎号毎号あんなクオリティで物語をつむいでいく先生に完全に感服いたします…。しかしお体もつんでしょうか。ハガレンサマーが終わったら、少しはゆっくり出来るのかな…。こんな実家のおかんみたいな心配しても始まりませんが…。
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お返事遅くなりましたー (歌猫◆管理人)
2005-08-08 06:42:35
さや様こんにちは。こちらこそ劇場版にひっぱられ(笑)、コメント返し遅くなりました。すみません。

>実家のおかんみたいな

(笑)!

沢山のファンが色々な気持ちで応援していて、それらも正面から受け止める方なんだろうなと思います。

この夏が終わればきっと、荒川さんもヨーロッパに取材旅行に行ける時間くらい取れると思うのですけど。ていうか、時間あげるの当然だろうちゃんとあげろよスクエニ!っていうか(笑)

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