超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波セミナー

2011-12-26 16:37:07 | 超音波システム研究所2011

超音波<制御>

超音波セミナー
超音波の基礎と最新技術
~洗浄、攪拌、表面改質、超音波制御~


超音波システム研究所は、
以下の通り、セミナーを行います。

超音波セミナー「超音波の基礎と最新技術」
 ~洗浄、攪拌、表面改質、超音波制御~

基礎事項と、応用利用のための超音波の制御技術について、
 超音波の測定データ・解析データの事例を中心に解説!

会 場 江東区産業会館 第2会議室
日 時 2012年1月23日(月) 10:30~16:30
講 師 超音波システム研究所 斉木 和幸
聴講料 1名につき49,980円(税込、昼食、資料付き)
定 員 30名
主 催 株式会社R&D支援センター

【講座のポイント】

 現在、超音波は幅広く利用されていますが、
  多数の問題があります。
 最大の問題は、
  適切な測定方法がないために
  超音波利用の適切な状態が明確になっていないことです。
 偶然(対象物、冶具、環境、気候の変化 等)に
  左右されているのが実状です。
 特に、
  対象物の表面性に関する要求レベルが向上している現在では、
  超音波による固有の特徴を適切に利用することで
  新しいナノレベルの洗浄、新素材の分散、表面応力の緩和・・・
  といった事項に適応した使用事例が増えています。

 セミナーでは、
  上記に関する基礎事項と、
  応用利用のための超音波の制御技術について、
  超音波の測定データ・解析データの事例を通して紹介・説明します。

【プログラム】

1.超音波の概要

  1-1 超音波による物理作用・化学作用
  1-2 超音波利用の問題
  1-3 超音波利用技術ノウハウ
  1-4 適切な超音波利用事例

2.超音波の基礎1

  2-1 水中の超音波
  2-2 空中の超音波
  2-3 弾性体の超音波

3.超音波の基礎2

  3-1 キャビテーション効果
  3-2 加速度(音響流)効果

4.超音波利用のメカニズム1

  4-1 超音波伝搬現象の概要
  4-2 超音波照射
  4-3 攪拌・乳化・分散の方法
  4-4 洗浄の方法
  4-5 表面改質の方法

5.超音波利用のメカニズム2

  5-1 現状の問題
  5-2 問題の整理
  5-3 対処方法について

6.超音波利用のメカニズム3

  6-1 超音波制御
  6-2 超音波制御の論理モデル
  6-3 超音波伝搬状態の解析

7.具体的な応用例

  7-1 超音波装置(設計・製造・・他)
  7-2 対象物と超音波(周波数・出力・・・他)
  7-3 冶工具と音響流(反射・屈折・透過・・・他)

8.新しい超音波制御

  8-1 非線形超音波伝搬現象
  8-2 ナノレベルの対象物への超音波刺激方法
  8-3 キャビテーションと加速度の効果の最適化方法
  8-4 化学研究開発への応用(マイクロバブル、ナノバブル・・)

9.複数の異なる超音波(周波数)を適切に利用する超音波技術

  9-1 超音波テスター(オリジナルの超音波測定装置)の利用
    (これは、本セミナーで初めて説明します
     各種の超音波利用状態を測定解析した具体例を紹介します)



  9-2 ノウハウを含めた応用例を紹介します
    (ナノレベルの超音波分散事例、
     表面残留応力均一化(改質)の事例、・・)

10.超音波導入における注意点

  10-1 超音波の効果(キャビテーション、加速度)
      に対する超音波装置の発振周波数と出力について
  10-2 水槽の構造・設置方法の問題
  10-3 環境と液循環の問題
  10-4 超音波の取り扱いに関する問題(保守・メンテナンス)


【質疑応答・名刺交換】


セミナー案内

株式会社R&D支援センター


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電車 | トップ | Ultra Sonic wave System Ins... »