超音波実験 Ultrasonic experiment
洗浄および超音波洗浄技術の基礎と問題解決テクニック
〜 洗浄のメカニズム、
超音波利用のノウハウ、
超音波洗浄システムの改善方法 〜
・洗浄工程を改善し、製品の付加価値向上に対応するための講座
・講師の長年におよぶ洗浄実験から得られた洗浄テクニックについて、
実務にすぐに役立つよう解説する特別セミナー!
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超音波システム研究所は、
下記の通り超音波セミナーを行います。
タイトル
「 洗浄および超音波洗浄技術の基礎と問題解決テクニック」
講師 超音波システム研究所 代表 斉木 和幸
日時 2017年1月26日(木)10:30~17:30
主催 株式会社日本テクノセンター
http://www.j-techno.co.jp
受講料 一般(1名) : 48,600円 (税込み)
同時複数申し込みの場合(1名) : 43,200円 (税込み)
会場 【東京】日本テクノセンター研修室
住所: 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿小田急第一生命ビル(22階)
- JR「新宿駅」西口から徒歩10分
- 東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩8分
- 都営大江戸線「都庁前駅」から徒歩5分
詳細 http://www.j-techno.co.jp/seminar/ID58S4916FP/
プログラム
1.洗浄の基礎知識
(1).洗浄の目的と原理
(2).洗浄のエネルギー
a.汚れと付着力
b.洗浄と表面エネルギー
(3).洗浄の方法
a.物理作用
b.化学作用
c.マイクロバブル
(4).一般的な洗浄プロセス
(5).洗浄液(洗剤、溶剤、・・・)
(6).洗浄効果の確認・評価方法
(7).洗浄システムの具体例
2.洗浄の問題と改善策
(1).液体、気体、固体が化学反応した汚れには、キャビテーションの変化が有効
(2).ナノレベルの精密な洗浄には、複数の異なる超音波周波数による音響流制御が有効
(3).再付着には、超音波シャワー・洗浄液の流れの見直しが有効
(4).洗浄プロセスの効率改善には、隣接する水槽間の相互作用を確認・解析することが必要
(5).部品の隙間に入ったメッキ液の洗浄には、洗浄物の音響特性に合わせた揺動操作が有効
(6).超音波が大きく減衰する洗浄液を使用する場合は、水槽の設置・治工具の工夫が必要
3.洗浄で使われる超音波
(1).超音波の利用ノウハウ
a.設置
b.マイクロバブル発生システム
c.液循環
(2).超音波振動の伝搬現象
a.液体
b.気体
c.弾性体
(3).キャビテーションと音響流
a.測定
b.解析
c.評価
d.具体例
4.洗浄の問題解決テクニック
(1).変動する要因の管理方法
a.季節や時間
b.洗浄物の数量変化
c.汚れの付着状況
(2).対象物の変化(加工方法や素材の材質変更など)に対する管理方法
(3).具体的な管理方法
a.洗浄液
b.洗浄装置
c.洗浄効果
d.洗浄目的とレベル
(4).音圧・振動測定に基づいた管理
a.統計数理
b.時系列データの解析・評価
c.具体例
5.注意事項
(1).洗浄装置設計・開発にかんするノウハウ術
(2).電波法・環境法規制についてマイクロバブル、ナノバブルの利用ノウハウ
(3).マイクロバブル、ナノバブルの利用ノウハウ
(4).流水(シャワー、噴流(ジェット)・・・)を利用した洗浄ノウハウ
(5).洗浄物の設計について
a.洗浄条件との最適化
b.洗浄しやすい構造・形状
c.具体例
講師の言葉
製造工程にとって重要な洗浄。
機械加工の工程や表面処理の工程など、製品への付加価値レベルの向上に伴い、
洗浄技術は大変重視されるようになりました。
しかし、現状の洗浄状況は、IT技術や3Dプリンターの普及・・・と比べると、
大きな改善・変化が起きていません。
洗浄後の汚れが再付着する状況や洗浄物の違いによる洗浄効果のバラツキ、
乾燥後のしみの発生など、性能を低下させる原因やクレームになる事例は多く、
洗浄工程の改善は、非常に重要な状況だと言えます。
本セミナーでは
洗浄のメカニズムや基本的な知識についてわかり易く解説するとともに、
講師の長年におよぶ洗浄実験から得られた洗浄のテクニック
(水槽設計・製造、マイクロバブルの利用、
キャビテーションと音響流の最適化技術、洗浄中の表面弾性波測定技術・・)
について紹介します。
参考
超音波セミナー
http://ultrasonic-labo.com/?p=6879
超音波による「金属部品のエッジ処理」技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2894
超音波洗浄ラインの超音波伝搬特性を解析・評価する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2878
キャビテーションと加速度の効果に関する新しい分類
http://ultrasonic-labo.com/?p=1251
シャノンのジャグリング定理を応用した
「超音波制御」方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=1753
超音波による表面改質技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1527
デジタルカメラによる
キャビテーションの写真を利用した超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1461
超音波を利用した、「ナノテクノロジー」の研究・開発装置
http://ultrasonic-labo.com/?p=2195
超音波システム研究所のコンサルティング
http://ultrasonic-labo.com/?p=2187
「超音波の非線形現象」を目的に合わせてコントロールする技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2843
超音波資料
http://ultrasonic-labo.com/?p=1905
複数の異なる「超音波振動子」を同時に照射するシステム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1224
3種類の異なる周波数の「超音波振動子」を利用する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3815
2種類の異なる「超音波振動子」を同時に照射するシステム
http://ultrasonic-labo.com/?p=2450
対象物の振動モードに合わせた、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1131
オリジナル技術リスト
http://ultrasonic-labo.com/?p=10177
超音波実験 Ultrasonic experiment <超音波システム研究所 ultrasonic-labo>
超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
オリジナルの超音波発振測定解析装置(超音波テスター)による、
音響特性を利用した、
超音波制御技術による、超音波システムを開発しました。
新しい超音波の応用技術です。
各種対象物の音響特性を利用することで
安価なシステムで、
高い音圧や高い周波数の超音波伝搬状態を実現します。
変動する振動状態(モード)を利用する
ダイナミックシステムとしての、
応用装置(洗浄、加工、攪拌・・システム)開発も可能です。
ポイントとしては、
複雑に変化する超音波振動の伝搬状態を、
時系列データの自己回帰モデルで、
フィードバック解析することにより、
超音波効果の主要因である
非線形現象をグラフ化・評価・応用することです。
この技術について
「製品化」
「音圧測定解析」
・・・・
「超音波制御」
・・・・・ コンサルティング対応します
超音波実験 Ultrasonic experiment (間接容器)
超音波を利用した、表面検査実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
超音波を利用した、表面検査実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
超音波を利用した、表面検査実験 (超音波システム研究所 ultrasonic-labo)
最大エントロピースペクトルアレイ法(MESAM)を参考にした
超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術を応用して、
「超音波の応答特性を利用した、表面検査技術」を開発しました。
超音波テスターを利用したこれまでの
計測・解析結果(注)を時系列に整理することで
目的に適した超音波の状態を示す
新しいパラメータになることを確認しました。
注:
非線形特性
応答特性
ゆらぎの特性
相互作用による影響
最大エントロピースペクトルアレイ法(MESAM)を参考に
対象物の音響特性・表面弾性波を考慮した
オリジナル手法を開発することで
詳細な各種効果の関係性について
新しい理解を深めています。
その結果、
超音波の伝搬状態と対象物の表面について
新しい非線形パラメータが大変有効である事例を確認しています。
特に、洗浄・加工・表面処理効果に関する評価事例・・
良好な確認に基づいた、制御・改善・・・が実現しています。