昨年からマイケルジャクソンの「This is it」を6映画館で9回鑑賞し私なりの結果を出したので、誰かに言いたいので、聴いてください。ちなみにまだ間に合います、どの会場。今なら見られる。おそらくこのクオリティや規模での再上映はこれで最後だと思う。
・音大賞→圧倒的に「立川シネマシティ２」
これは、この聴かせ方は、まったくもってライブよりいい。体の胸、腹、ふくらはぎにいたるまでビンビン響きます。高音のクリアさ、と微妙に音楽と会話で変えているとみなされるチューニングは素人にもわかります。大音響なのに、帰り道気持ち悪くない。また、へんなにおいはしないし、冷房も調整が細かくグッド。椅子が深く大きく材質がいい、脚も自由。館内照明が教会のキャンドルのようで幻想的。余計なものがなく。出口はすぐ外に出られるので余韻も楽しめます。というわけで、聴覚優位系の人は、画像は多少どうでもいいのでこの結果です。
・映像大賞→圧倒的に「109川崎 ＩＭＡＸ」
噂のＩＭＡＸ。音も映像もハイクオリティとの噂で、ここを見ずに終われるかと期待４００％でした。ちょっと高いの。まだ日本に大阪、名古屋、埼玉、川崎くらいしかないらしい。音は、立川がどうしてもハイすぎるので残念ながら、（全然悪くないよ！）2位です。が、画像は、最高！8回見てもわからなかったＭＪのズボンの汚れとか、ドリアンの胸のロゴとか、ミシェルが舞台袖でガン見しているところとか、とにかく「見えないものが見える」「見えていなかったものが主張してくる」という点で、まるで霊視者にでもなったようです（いいすぎ）
とくに画像の種類によって、クリアになれないものも今回はあったようで、クリアになれる撮り方をしていたもほどすごかった。暗闇の映り方も違うのよ。川崎の画で立川の音で、府中の場所にあったら、気絶しちゃう。
今回、途中で冷房がきかなくなってた。汗だくで不愉快で、映画に集中できなかった。ポップコーン臭も気になった。椅子がおしり痛かった。よって体感覚派には残念すぎました。ある日冷房が利きすぎた立川ではこんなに不快にはならなかったのだけど。どうしてかしらん。
・総合グランプリ→値段、価格、心地よさ、クオリティで「立川シネマシティ２」
まず、私自身の優位感覚は「体感覚→聴覚→視覚」なので、こうなんです。加えて昨今の耳の疾患により、大画面はやはりめまいを誘発してしまうとわかりました。画像と音に加えて、座り心地やにおい、温度、湿度も相当大事なファクターです。
また、チケットのとりやすさ、自分ちからの近さでも立川はよかった。立川のスタッフはツイッターでもフォローしあっているので、そういう「こぢんまり感」もいい。調べると、独立系なんだよね、ここ。大手映画チェーン系じゃないからこまわりきく。経営が戦略的なのかな。立川さん、好きだ。
以下特別賞（っていうか、自分がTIIで行ったところで、よ）
・特別賞 「ワーナーマイカル浦和美園」 ミクシィのMJコミュで盛り上がった命日スタンディング上映会に場所提供してくれた。ありがと！美園さん。
・特別賞 「ワーナーマイカル多摩センター」 深夜まで上映延期してくれました。帰りに乗ったタクシーのおじさんもいいかんじだったので。
・特別賞 「としまえんユナイテッドシネマズ」 これもまた有志によるスタンディング上映会に対応した深夜営業を実施。帰りに駐車場までダッシュしたので、その「息の上がり感」のみ記憶してる。体感覚なんてこんなもんです、すいません。
・特別賞 「TOHOシネマシティ 府中」 はい地元。何度も何度もMJやってくれてありがとう！スタッフも感じいいし、私のホームグラウンドです。おそらく今回また最後に軽く1回行ってしまいそうです。
映画は映画館ですよ。やはり。映画館に就職したくなってきた。スカウトきてください、お願いします(笑)映画館のプレスできるよ、私きっと。