きっと、東北東沿岸ではこういうのを毎日見ていたんだろうな、という「残骸」。におうだろうなというにおい。不気味な静寂。
この前の日曜日、いつも寄っていて意気込んでポイントカードをためている一番近いドラッグストア近辺が火事になった。当日は雨だったので、かどうか、猛烈な煙で、あまりに道の狭い繁華街なので遠目に眺めただけ。どうか誰も怪我してませんように。と。
学区の通学路なので、見守りをしている保護者としては危険度を見ておこうと思い、翌朝見守りの帰りに確認してみた。
あれ?
いまどきの火災は、外壁が「炉」のようになり、その中だけごっそり焦げるんだね。建物の外壁が多少ゆがんで窓ガラスが割れているものの、ぱっとみて「無傷」に見える。
・・・ということは、中で火災が起きても煙や炎が高くあがらない限り、見つけてもらえない。おそらく、有毒ガスなどが中で早く回る・・・危ないよね。危ないと思った。
隣接する某店が「うちが火元ではありません。迷惑しています」という貼り紙を出してた。うーん、村八分の二分の一分は火事だったよなと思いだし、確かにほんとにこういうのは大迷惑なんだけど、あーそういう時代かと思った。火災の原因、現代の第1位は「放火」。
火事には気をつけよう。人類は燃えるものの中で暮らしているから、しかたないけど。そしてもらいもするし、出しもするリスクがある。8歳のとき、自宅隣のブロックで友人宅が全焼。40年近くなってもにおいや温度の記憶がある。火事ってこわい。