もし、駅のホームで白い杖をついている人がいたらさりげなくそばに行き、見守ってあげてください。もし余裕とあなたが大丈夫なら、声をかけてみてください。
「できれば声をかけてくれるとありがたいです!」この前知り合った全盲の視覚障害の人から直接聞いたのだから間違いない。
すごくすごく怖いのですから、1回眼を隠してラッシュに乗ってみて。ホラーより怖い!心の底から。
・・・という気持ちのわたしが、先日ある人身事故のニュースを聞いて凍りつきました。もしよかったら今こそ、「視覚障害者をみかけた一般人」のみなさん、小さなおせっかい活動を共にいたしましょう!
以下は事件を伝えるサンケイニュースからの抜粋です。ちなみにこの方、ブラインドテニス(ボールに鈴を仕込む)の発案者ですごい方だったらしいです。合掌。
「今月16日、JR目白駅で全盲の男性がホームから転落、電車にはねられて死亡した。
「全日本視覚障害者協議会の都内の視覚障害者100人アンケートによれば。うち50人が「転落の経験がある」と回答し、全盲者に限れば、66人のうち約67%にあたる44人が転落を経験したという。
視覚障害者にとってホームは「欄干のない橋」「柵のない絶壁」と形容されるが、ホームスペースや費用などが壁となり、安全対策は進んでいない。
延べ約5万人の会員がいる「日本盲人会連合」の鈴木孝幸情報部長(54)は「周りにいる視覚障害者にきくと、転落経験があるのは実際はもっと多いと思う。慣れた駅でも気を抜いたり、人とぶつかったりするだけで方向感覚を失ってしまうようだ」と話す。」