いわゆる井戸端会議

体が好奇心でできている「雑学の女王」の熱い雑談

ありがとう、冬のソナタ

2004-12-31 02:47:27 | テレビ番組
ありがとう、KBS。ありがとう。NHK。ありがとう、監督。そしてありがとう。このブログを読んだ皆さん。私、やはりもしかしてペ・ヨンジュンが好きだったのかもしれない。いや、俳優の、でなくて物語のカンジュンサンに、だ。いや、二役を汎13年超レンジで演じ分けたヨンちゃんを知らない間にとても好きになっていた。

 最終回は、画像がとても綺麗だった。ラストシーンのサンセットに浮かぶキスシーンは名場面である。
 それより、画像のきれいさ、でこの作品を見た場合。季節の移ろい、暮色のグラデーション。冬の空気感、そのすべてが美しかった。自然写真の好きな人は物語はどうだっていいので、ぜひ一度DVDを見てみてください。18話の海の描き方、20話の島は、歴史に残る画像だと思う。洋画、邦画でも見たことないな、こういうつくり。
 音楽で見た場合。RYUのハスキーでやるせない声や、ピアノが奏でる寂寥感、孤独感、運命感・・・素敵だった。第1話の「初めて」はCDバージョンと違うけど、何度も何度も書き直したんだと思う。つくりながら、丁寧に物語を紡いでいった番組だったことがわかる。
 そして、スタイリスト、メイクの観点では、役者ごとにテーマカラーを決めて、うまく魅せていた。きれい!すてき!と思わせたところがカンペキだった。
 カメラワーク、これもいい。目線での写し方、背景とのコントラスト、引き、寄り、パン。いいぞ。
 役者。韓流スターどの人でも、人気者は、感情表現や、役柄の演じ分け、役割への理解度と咀嚼度、何より表現力が違っていた。ペヨンジュンは、高校生のときと、ミニョンのときとミニョンとチュンサンの混合体のとき、晩年の失明後と都合4役やったが、表情、小道具の持ち方、歩き方、目線、ちっとかへっというリアクションが4パターン全部違う。いい。とくに高校生のときのユジンに魅かれていくとりわけ放送室で踊るユジンを盗み見して、秒単位で恋に落ちていくところは手に汗握った。なぜだか購買のパンの匂いがしてきたのはわたしまでタイムスリップしたのか。。。そうに違いない。

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というわけで、日付はもう大晦日。今晩は紅白に燃えます。トリがさっちゃんだそうで。楽しみ。イビョンホンも出るからねー。ゲストで。マツケンサンバDVDを買うか逡巡したけど今朝はなまるで見たからいいや。紅白はカメラワークがすごいからね。それと、衣装。演歌の人のプロっぷり。

今年もお世話になりました。余韻はこれくらいにしてもう寝ます。