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【岡山大学】令和4年度「岡山大学ティーチング・アワード表彰」の表彰式を開催

2023-12-05 09:13:41 | 研究全般

2023(令和5)年 12月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

◆概 要
 国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は2023年11月29日、「令和4年度ティーチング・アワード表彰」の表彰式を本学津島キャンパスの共育共創コモンズ(OUX)で開催しました。


 ティーチング・アワード表彰は、学内から推薦された前年度の授業科目の中から、本学の教育改革を先導する先進的な授業科目及び優れた教育を行っている科目を選考し、優秀教育賞としてその担当教員を表彰するとともに、その教育実践を全学に広め、教育改善を図ることを目的とする制度です。


 令和4年度の授業科目からは、以下3科目が選ばれ、表彰式には、那須保友学長と菅誠治理事(教学担当)・上席副学長をはじめとする学内教職員と学生計61人が出席し、那須学長が受賞者3人に表彰状を授与しました。


 また、表彰式に併せて、受賞者はスライド資料を示しながら、受賞科目において工夫した点について、プレゼンを行いました。

・受賞科目「ダイバーシティ&インクルージョン概論」(教養教育科目)
  池谷 航介 准教授(教育推進機構)

・受賞科目「上級英語/Humor and Cross-Cultural Communication」(教養教育科目)
  Rucynski John Edward 准教授(教育推進機構)

・受賞科目「有機化学Ⅰ」(理学部専門科目)
  岡本 秀毅 准教授(学術研究院環境生命自然科学学域(理))

 

表彰式でのプレゼンの様子(池谷准教授)

表彰式でのプレゼンの様子(池谷准教授)

 

表彰式でのプレゼンの様子(Rucynski John Edward准教授)

表彰式でのプレゼンの様子(Rucynski John Edward准教授)

 

表彰式でのプレゼンの様子(岡本准教授)

表彰式でのプレゼンの様子(岡本准教授)

 

左から那須学長、受賞者の池谷准教授、Rucynski John Edward准教授、岡本准教授、菅理事(教学担当)・上席副学長

左から那須学長、受賞者の池谷准教授、Rucynski John Edward准教授、岡本准教授、菅理事(教学担当)・上席副学長

 

表彰会場となった共育共創コモンズ(愛称OUX)(岡山大学津島キャンパス)

表彰会場となった共育共創コモンズ(愛称OUX)(岡山大学津島キャンパス)

 

 

○令和4年度ティーチング・アワード表彰の選考理由と受賞者のコメントは下記をご覧ください

 https://www.ipec.okayama-u.ac.jp/outline/okadaifd/teachingaward/2022-2/

 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学 学務部 学務企画課 教育支援グループ

 TEL:086-251-8426

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id12657.html

 

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik

 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

  「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001849.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001874.000072793.html

 


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【岡山大学】中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム「第15回歯科・口腔外科Focused Seminar」〔12/10,日 ハイブリッド開催〕

2023-12-05 09:11:11 | 医療系

2023(令和5)年 12月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

◆概 要
 中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムは、中国・四国地域に位置する11大学がコンソーシアムを形成し、各大学院に多職種のがん専門医療人養成のためのコースワークを整備し、これに地域の35のがん診療連携拠点病院が連携することにより、広い地域にムラなくがん専門医療人を送り出すことを目的としています。

 今回、中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアムでは、歯科医師、医師、歯科衛生士、看護師等の医療従事者の方々を対象に「第15回歯科・口腔外科Focused Seminar」を2023年12月10日(日)にハイブリッド形式で開催します。

 みなさまのご参加をお待ちしています。

 

 

【日 時】

 2023年 12月 10日(日)10:00~12:40 (9:30より接続可)

【開催形式】

 ハイブリッド形式

  現地:岡山大学鹿田キャンパス 鹿田会館 2階 講堂

  オンライン:Zoom

 

【プログラム】
 10:00~10:05

  開会あいさつ
  岡山大学学術研究院医歯薬学域 口腔顎顔面外科学 教授 伊原木 聰一郎

 10:05~11:05
  座長:広島大学大学院医系科学研究科 口腔腫瘍制御学 教授 柳本 惣市
     岡山大学学術研究院医歯薬学域 口腔顎顔面外科学 教授 伊原木 聰一郎
  「口腔外科医が行う顎口腔機能再建」
     大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔腫瘍外科学講座 教授 鵜澤 成一

 11:05~11:50
  座長:広島大学大学院医系科学研究科 口腔腫瘍制御学 助教 小泉 浩一
  「口腔機能管理を目指したチーム医療における薬剤師の役割」
     岡山大学病院 薬剤部 講師 濱野 裕章

 11:50~12:35
  座長:岡山大学病院 医療支援歯科治療部 准教授 曽我 賢彦
  「がんと口腔内環境との関係」
    埼玉医科大学国際医療センター 頭頸部腫瘍科 教授 山﨑 知子

 12:35~12:40 閉会あいさつ
  岡山大学学術研究院医歯薬学域 口腔顎顔面外科学 講師 柚鳥 宏和

 

【対象者】

 歯科医師、医師、歯科衛生士、看護師等の医療従事者

【定 員】

 会場:65人

 オンライン:300人

 

【参加費】

 無 料

 

【お申込み方法】
 参加ご希望の方は①ご所属、②お名前(ふりがな)、③参加方法(会場・オンライン)を下記の本件担当宛にメールでお知らせください。
 Googleフォームでのお申込みも可能です。
 開催間近にZoomウェビナー参加用URL等の案内メールを送付させていただきます。

 (締切日:2023年12月6日(水))

 https://forms.gle/c3vkMka47rCFeB5F9

 

【ポスター】

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/event/20231210FocusedSeminar.pdf

 

【主 催】

 中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム

 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科

 

 

◆中四がんプロとは ~がん医療を取り巻く状勢変化に伴い生まれる多様な新ニーズにも対応できるがん専門医療人の養成

 がん患者数の増加、治療の進歩に伴い高齢者医療、ゲノム医療、希少がん、小児/AYA世代がんへの対応は新たな重要課題となっており、中国・四国地方においても高いレベルでそれらを理解し、適切な医療を提供できる医療人の養成が必要とされています。さらに、がん患者の求める全人的医療を実践するためには、各々が高度な技術と知識を持った上で、チームとして連携し、がん診療を提供する多職種連携教育が重要となります。
 本事業では中国・四国の11大学が参画する広域連携組織を構築し、上記課題に対応できる卓越したがん専門医療人の人材育成にあたります。
 http://www.chushiganpro.ccsv.okayama-u.ac.jp/ganpuro/gaiyou.html

 

 

 

◆参 考
・中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム
 http://www.chushiganpro.ccsv.okayama-u.ac.jp/index.html
・岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
 https://www.mdps.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学病院
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/

 

 

岡山大学病院(岡山市北区)

岡山大学病院(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科等学務課 中四がんプロ事務局
 E-mail:ganpro◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 TEL:086-235-7812(平日9~17時のみ)
 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/event/event_id3256.html

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
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 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年12月期共創活動パートナー募集中:
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 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
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国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

 

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【岡山大学】岡山大学サッカー部OBがボールを寄贈し、現役部員と交流しました

2023-12-05 09:09:05 | 学生

2023(令和5)年 12月 4日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

◆概 要

 2023年11月28日に岡山大学サッカー部OBが本学を訪れ、サッカーボールを寄贈し、現役部員と交流を深めました。


 今回、サッカーボールを寄贈したのは、昭和46年に本学を卒業した10人の同部OBです。岡山市内で同窓会を開催したのを機に、3年前から同部現役部員を激励するために毎年本学を訪れ、サッカーボールを寄贈しています。同部OB会代表幹事を務める馬場真一さんの司会進行のもと、寄贈式には、同部の山田充監督も参加し、7人のOBと10人の現役部員が交流を深めました。

 

サッカーボール贈呈の様子

サッカーボール贈呈の様子

 

卒業生の方へお礼を伝える光岡さん(一番右)

卒業生の方へお礼を伝える光岡さん(一番右)

 

現役部員を激励する栗田さん

現役部員を激励する栗田さん


 同部在籍時にキャプテンを務めていた栗田富好さん(昭和46年法文学部卒業)は、「現役時代の仲間と集まって思い出に浸るだけでなく、現役の後輩たちとも顔を合わせたいという思いから始まり、今年で3年目を迎えます。喜んでくれる現役部員の顔を見て、今後も続けていきたいと思っています」と話しました。

 

 現役サッカー部キャプテンの光岡駿介さん(教育学部2年)は、「何十年も前に卒業されたOBの方々が、このようにボール等の備品を贈呈してくださることに感謝するとともに、当たり前と思わず日々の練習でしっかりと期待に応えていきたいと思います。大切に使わせていただきます」と感謝の気持ちを語りました。

 

 同部の山田監督は、「今シーズン中国大学サッカーリーグII部で優勝したことで、来シーズンからI部への自動昇格が決定しました。来シーズンは、I部リーグに残留して台風の目になりたいと思っています」と今後の意気込みを語りました。本学としましても、サッカー部OBの皆様の溢れる「岡大愛」に感謝し、現役部員のさらなる活躍に期待しています。

 

OBと現役学生と集合写真

OBと現役学生と集合写真

 

 

◆参 考
・岡山大学体育会サッカー部
 http://fc-okayama-univ.com/
 

 

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

岡山大学津島キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先
 岡山大学 学務部 学生支援課
 TEL:086-251-7179

 https://www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id12653.html

 

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 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik

 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

  「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001849.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001872.000072793.html

 


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【岡山大学】日本ビール大麦の150年の改良の歴史を遺伝子で紐解く

2023-12-05 09:06:06 | 理工農系

2023(令和5)年 12月 3日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

<発表のポイント>

  • 文明開化で国産ビール醸造の機運が高まり欧米からビール大麦が導入され、栽培適地では無い日本の高温・多湿の過酷な環境に適応できるよう品種改良が始まりました。

  • ビール大麦新品種の開発に役立つ遺伝情報を得る目的で、種子で発現する遺伝子群やウイルス病抵抗性遺伝子を、現在の主力品種スカイゴールデンとサチホゴールデンで比較しました。

  • 日本ビール大麦は東アジア在来大麦の耐病性遺伝子を取り込みながら、150年程の短期間で日本向けに姿を変えた品種改良の歴史が遺伝子の解析から明らかになりました。

 

 

◆概 要

 日本のビール大麦は文明開化の約150年前の頃に導入された、いわば新参者です。それまでは約二千年前の弥生時代に朝鮮半島や中国を経由して伝来した六条オオムギのみで、それらはビールの濁りを引き起こすタンパク質含量が高く醸造原料には適さず食用に使われてきました。

 

 欧米からビール大麦品種のゴールデンメロンなどを導入して品種改良が始まりましたが、梅雨のある我が国の高温・多湿の厳しい環境や土壌中のウイルスで感染が広まる縞萎縮病に対して、欧米のビール大麦は耐性がなく品種改良は困難を極めました。


 今回の研究では、東アジアの在来品種からウイルス病抵抗性遺伝子を取り込みながら、日本のビール大麦が高い品質と収量を兼ね備えるまでに改良が進められた過程を種子で発現する遺伝子群を大量に解析して明らかにしました。

 

 ウイルス病抵抗性を在来品種から導入する際に、醸造に悪影響を与える遺伝子を切り離す工夫がされたことが、遺伝子の解析からわかりました。

 

 得られた研究成果は日本のビール大麦を世界水準で高品質化するための指針となると考えられます。生産者とビール会社にとって理想の新品種の開発につながる知見が得られたとみています。

 

 本情報は、2023年11月29日に開催された「2023年11月岡山大学定例記者会見」で公開されました。

 

 

 

 

 

◆論文情報
 論 文 名:Genomic traces of Japanese malting barley breeding in two modern high-quality cultivars, ‘Sukai Golden’ and ‘Sachiho Golden’.
 掲 載 紙:Breeding Science
 著   者:Taketa, S., J-S. Kim, H. Takahashi, S. Yajima, Y. Koshiishi, T. Sotome, T. Kato and K. Mochida
 D  O  I:10.1270/jsbbs.23031
 U  R  L:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbbs/advpub/0/advpub_23031/_pdf/-char/en


◆研究資金

 本研究の一部は、東京農業大学生物資源ゲノム解析センター拠点共同研究費(13-B6)、ビール酒造組合共同研究費、(公)八雲環境科学振興財団環境研究助成金および科学研究費(23H02184)の支援を受けて実施しました。本研究は東京農業大学、理化学研究所および栃木県農業試験場と共同で実施しました。

 

 

◆詳しいプレスリリースについて

 日本ビール大麦の150年の改良の歴史を遺伝子で紐解く

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231129-4.pdf

 

 

◆参 考
・岡山大学資源植物科学研究所
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/
・岡山大学資源植物科学研究所 遺伝資源機能解析グループ
 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/grf/index-j.html

・【岡山大学】岡山大学4研究所が「高等先鋭研究院」として始動 ~組織としての「箱」ではなく、卓越、イノベーション創出、流動、育成を兼ね揃えた「システム」として運用を開始~

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001835.000072793.html

 

 

◆岡山大学資源植物科学研究所紹介動画
 https://youtu.be/KXs9b2PPYO0
 (YouTube 23:10)

 

 https://youtu.be/DWFZSfxnFxI
 (YouTube 2:15)

 

 

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学資源植物科学研究所 教授  武田 真

 〒710-0046 岡山県倉敷市中央2-20-1

 TEL:086-434-1237 (直通)
 FAX:086-434-1249 (代表)

 https://www.rib.okayama-u.ac.jp/grf/index-j.html

 

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik

 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

  「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001849.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001870.000072793.html


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【岡山大学】こども家庭庁「内閣府特命担当大臣表彰」最優秀賞を受賞 岡山大学発の社会実装アイディア「『妊娠中からの気になる母子支援』連絡システム(岡山モデル)による虐待防止」

2023-12-05 09:03:10 | 医療系

2023(令和5)年 12月 3日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/

 

 

 

<発表のポイント>

  • 岡山大学で発案され、岡山県産婦人科医会・岡山県・岡山大学が連携して運営している「妊娠中からの虐待防止システム」(岡山モデル)の取り組みが、こども家庭庁「内閣府特命担当大臣表彰」最優秀賞を受賞しました。

  • 今回の受賞は、全国的には増加の一途である児童虐待相談対応件数が、岡山モデルの開始後には抑制されてきていることが大きな受賞理由であり、独創的な取り組みを多機関、多職種が連携して実施していること、人材の育成を行い全国に発信していることなども選考の理由として挙げられました。

  • 11月8日には、全国に向けてオンラインで受賞記念講演行われ、11月9日には、栃木県宇都宮市で開催された「健やか親子21全国大会」で授賞式が行われました。

 

 

◆概 要

 「健やか親子21」は、「すべてのこどもが健やかに育つ社会」の実現を目指し、 関係するすべての人々、関連機関・団体が一体となって取り組む国民運動です。新設されたこども家庭庁が、厚生労働省に代わって担当することとなり、今回、第1回の「内閣府特命担当大臣表彰」が行われました。

 

 妊産婦や子ども、子育て家庭のための先進的な取り組みが全国から寄せられ、その中から「『妊娠中からの気になる母子支援』連絡システム(岡山モデル)による虐待防止」が、健やか親子表彰最優秀賞に選ばれました。


 産科を訪れる未婚、未成年、望まない妊娠などの「社会的ハイリスク妊産婦」に対して、妊娠中から保健師がリスクを評価し支援を始めることで、産後うつ、自殺、心中、虐待などの深刻な事態を未然に防ぐことができる可能性があります。しかし、医学的な異常と異なり、産科スタッフに、妊産婦の社会的なリスク因子を見つけようとの視点はなく、保健師への連絡手段も限られていました。


 このような中で、2011年、岡山大学が「妊娠中からの気になる母子支援」連絡システムを発案し、岡山県産婦人科医会、岡山県、岡山大学が連携・協力して運用を開始しました。産科スタッフから保健師への連絡のハードルを下げるため、「妊娠中からの気になる母子支援」連絡票により、情報を産婦人科医会に集め、産婦人科医会が各妊婦の居住地区の保健所等に連絡し、市町村を介して保健師が家庭訪問や産科での面接などを行います。保健師のアセスメントにより、産科スタッフと保健師とで継続的な支援、精神科医への診療依頼、児童相談所等への支援依頼などを行うことで、多機関、多職種が連携して切れ目ない支援を行います。


 また、「妊娠中からの気になる母子支援」連絡票のデータは、岡山大学大学院保健学研究科にて解析し、産科医療機関にフィードバックするとともに、岡山県などの施策のためのデータとして提供、さらに、多職種連携のための研修会、パンフレット作成などに活用しています。


 全国的には、児童虐待相談・対応件数は増加の一途ですが、「妊娠中からの気になる母子支援」システム(岡山モデル)の運用開始により、岡山県ではその件数が抑制されてきています。このことが、今回の「内閣府特命担当大臣表彰」健やか親子表彰最優秀賞の大きな受賞理由でした。

 

 また、このような独創的な取り組みを多機関、多職種が連携して実施していること、人材の育成を行い全国に発信していることなども選考の理由として挙げられました。11月8日には、全国に向けてオンラインで受賞記念講演が行われ、11月9日には、栃木県宇都宮市で開催された「健やか親子21全国大会」で授賞式が行われました。

 

 本情報は、2023年11月29日に開催された「2023年11月岡山大学定例記者会見」で公開されました。

 

 

〇関連サイト:子ども家庭庁「健やか親子21」健やか親子表彰 受賞者の声
 https://sukoyaka21.cfa.go.jp/sukoyaka21-award-2023/?minister_award_id=1

 

 

 

◆研究者からひとこと

 健やか親子21「内閣府特命担当大臣表彰」で岡山県産婦人科医会の「岡山モデルによる虐待防止」が最優秀賞受賞。第23回健やか親子21全国大会で加藤鮎子大臣からの盾型トロフィーをいただきました。
 中塚研究室では、助産師のリカレント教育プログラムである「妊娠中からの母子支援」即戦力育成プログラムを開講するとともに、多くの研究者や学生がリプロダクションやジェンダーについて研究しています。

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/

 

 

◆詳しいプレスリリースについて

 こども家庭庁「内閣府特命担当大臣表彰」最優秀賞を受賞岡山大発の社会実装アイディア「『妊娠中からの気になる母子支援』連絡システム(岡山モデル)による虐待防止」

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231129-5-1.pdf

 参考資料1

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231129-5-2.pdf

 参考資料2

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231129-5-3.pdf

 参考資料3

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231129-5-4.pdf

 参考資料4

 https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r5/press20231129-5-5.pdf

 

 

◆参 考

・岡山大学大学院保健学研究科 中塚研究室

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/

・岡山大学医学部保健学科・大学院保健学研究科

 https://www.fhs.okayama-u.ac.jp/

・岡山大学病院

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/

・岡山大学病院リプロダクションセンター

 http://www.okayama-u.ac.jp/user/repro/

・おかやま妊娠・出産サポートセンター

 http://www.okayama-u.ac.jp/user/ninshin/

 

 

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区)

 

 

◆本件お問い合わせ先

 岡山大学大学院保健学研究科 中塚研究室
 岡山大学学術研究院保健学域 教授 中塚幹也
 岡山県産婦人科医会 理事
 おかやま妊娠・出産サポートセンター センター長
 岡山大学病院リプロダクションセンター センター長

 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス

 TEL&FAX:086-235-6538

 https://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/

 

<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/

<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
 岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
 〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
 TEL:086-235-7983
 E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/

<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
 岡山大学研究推進機構 産学官連携本部
 〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
 TEL:086-251-8463
 E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
     ※ ◎を@に置き換えて下さい
 https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/

 

 岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
 岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html

 岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/

 岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik

 岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw

  「岡大TV」(YouTube):https://www.youtube.com/channel/UCi4hPHf_jZ1FXqJfsacUqaw

 産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2023年12月期共創活動パートナー募集中:
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001849.000072793.html
   
 岡山大学「THEインパクトランキング2021」総合ランキング 世界トップ200位以内、国内同列1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000072793.html
 岡山大学『大学ブランド・イメージ調査2021~2022』「SDGsに積極的な大学」中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000072793.html
 岡山大学『企業の人事担当者から見た大学イメージ調査2022年度版』中国・四国1位!!
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000072793.html

国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください

 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001869.000072793.html


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