卒業シーズンが迫ってきました
3年前、若の小学校卒業の時は
サッカー少年団の卒団式や
クラスが荒れていたために色々な闘いや団結があったので
涙涙の2月~3月でした
(肝心の卒業式の日はスッカリ冷めてしまっていましたが)
今年は卒業よりも受験が先だし
姫の卒業式も、特に涙の材料はなさそうだし・・・
と油断していました
しかし!しかし!
本日不覚にも涙腺が決壊しました
涙をこらえると鼻水が出てきてしまいました
涙腺の決壊原因を作ったのは
姫の小学校の「巣立ちの会」で 母たちが歌う「ありがとう」という歌です
ゲゲゲの女房の主題歌でもある いきものがかりの「ありがとう」です
懇談会終了後体育館でお母さんたちが集まり
歌の練習をしたのですが
私はサビの部分しか知らなかったので
歌詞を見ながら(サビ以外は)小声で歌っていました
歌っている時は
「この曲ってこんなにも卒業式に合う曲だったんだ」って
真剣に思い、ひとつひとつの言葉をかみしめていました
ところが!です
さきほど、ネットで歌詞を検索して
ものすごく驚きました
私が原曲と信じ切って歌っていた
そして、泣いた歌詞は
巣立ちの会等を取り仕切っている
卒準(卒業式の準備)のお母さんたちの創作だったのです
変更箇所は多々ありますが・・・
まぶしい朝に苦笑いしてさ あなたが窓を開ける
↓
まぶしい朝にほほえみながら あなたに声をかける
舞い込んだ未来が始まりを教えて
またいつもの街へでかけるよ
↓
平凡な毎日の 始まりを教えて
またいつもの朝が始まるよ
でこぼこのまま積み上げてきた二人の淡い日々は
こぼれた光を大事に集めて 今輝いているんだ
↓
小さな背中見送りながら 笑顔を見せた日々は
今では大きな 成長した姿で 日々輝いているんだ
「二人の思い出」みたいな歌詞が、「子どもの成長」そして「卒業」へ
うまく作り変えられているんですよね
私を泣かせたのは・・・
”ありがとう”って伝えたくて あなたを見つめるけど
つながれた右手が まっすぐな想いを 不器用に伝えている
下線部分がこの様になっていました
↓
つながれた右手が ゆっくりはなれて 不器用にはばたいている
どこが泣き所だったかというと
「不器用にはばたいている」というところです
どうしようもなく不器用な若が
不器用なりに努力して羽ばたこうとしている姿と重なり
うるうる線が決壊しました
幼稚園の制服が前ボタン式の、いわゆる「観音開き」だったために
入園前に、ボタンの留めはずし&園服を着る
この2点の特訓をしました
ボタンを穴の形に合わせて(向きを考えて)突っ込み
見えてきたボタンの頭をつまみだす
↓
これができない
↓
貯金箱を作り、大きなポケモンコインを入れる練習から始めました
観音開きの園服を着れない
片手を通すともう片方の袖が行方不明になっている
↓
園服を自分の前に広げて置き
襟ぐりを掴み「マント!」と掛け声をかけて
背負うように着る練習をさせました
すべてがこの状態なので
なにをやらせても不器用で不器用で・・・
それが今に至っています
そんな若が、つながれた右手をゆっくりと離し 振り離し
今、不器用に羽ばたいています
これが成長なのでしょうね
義務教育もあと2カ月
これからは・・・
あながあなたらしく 自分の人生に ほら輝いて 飛び立っていく
ことを願います
※ 原曲の歌詞は・・・ありふれたことさえ 輝きをいだくよ ほら その声に 寄り添って行く
今日から高校入試が始まりました
「おじいちゃんに挨拶をして行きなさい!
ご先祖様は守ってくれるよ」というと
珍しく素直に手を合わせに行っていました
全てのお守りはドクロのテトラポーチに入れ
「このままだとちょっと恥ずかしい」というので
バッグの中のタブにチェーンを通して内ポケットに入れました
その他の小物も私が作ったドクロのポーチに入れて
バッグに入れていました
「頑張れって言われるのはちょっといやだなぁ」と言っていたので
(頑張っている人に頑張れと言うのは確かに配慮が足りないと思う)
あえて言わないようにしています
競技大会で言うならば
自己新記録を出せるのがベストだと思いますが
そこまで贅沢は言いませんので
持てる力を存分に発揮して、その上で御判断を受け
自分に合った学校に行ってほしいと思います
人生には無駄なことなど一つもないのですから
どのような結果になっても
それはそれで、その人の生きる道だと思います
と、母はついついマイナスの時のことも考えてしまいますが
本人はいたって前向きで
どちらかというとワクワクしているようです
さぁ!今夜は焼き肉かな?
パァ~っと初陣のお祝いじゃ!